- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334915261
感想・レビュー・書評
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何気なく発せられた一言を深く考察していくお話。好き嫌いが分かれそうな作品ですが自分はかなり好きですこういうの。前半2作だけ読んで時間切れ図書館に返却しちゃったけど(@_@;) この作品を「九マイルは遠すぎる」の日本語版ってほんタメ!で紹介していたので、九マイルの方も読んでみたくなりました。
ずっと頭脳戦なので、疲れてるときはなかなか読み進まなかったです。読書しながら寝落ちには丁度よい作品かもしれませんね(笑)
カバーのイラスト(主人公ヒロイン)が凄く可愛いいのでイラストレーターさん誰なのか知りたいですけど、知ってる方いたらコメントで教えてください。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で貸し出したけど、思っていたよりもかなり文法のお話が詰まっていて"謎解き"というより、国語の時間に思えてすぐにギブアップしました…。((何じゃそりゃ!))
喫茶店で40代の男の先生が女子校生にフランス語を教えるというおしゃれな設定。
ただフランス語がたまに使われたりして難しい…。
そして、"誰かが'〇〇〇〇〇'と言っていたのが気になりました"っていうとこから謎解きみたいなことが始まるんだけど、しんどい…。
誰かがそういうこと言っていたのを耳にしても私は別に気にならないけどな〜って思っちゃうから私にはハマらなかった。
謎を解きたいと思う温度感に差がありすぎる(笑)
そこまで追求する気がない私と、どんどん追求しようとする二人。
1章目の途中までしか読めていないけど、先生目線で語られていて、教え子が紅茶飲み終わった後のその子の唇の様子をいちいち描写するところがキモかった。 -
論理的対局[ロジカ・ドラマチカ]。それは偶然耳にしたわずか1文・数十字をめぐる知の殴りあいだ。エリート警察署長vs.論理の魔女・紅露寺結子18歳の、伊達と酔狂の本格ロジック探偵バトル。彼女の指す一手ごとに暴かれる、悪魔宿るワンセンテンスの解釈とは。そして、彼女が最後に証明する、驚天動地の犯罪計画とは。さてこの勝負、詰むや詰まざるや? 探偵には、1字の誤算もありえない──C.Q.F.D.[セーキューエフデー]
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日常で耳にした気になるフレーズの意味を2人の人物が会話だけで推理する話し。こう言う安楽探偵もの、嫌いじゃないし気になって購入。
ただ独特な癖のある文体にかなり苦戦。フレーズの意味が気になりなんとか読んだが、ちょっと苦手かな。
初読みの作家さんなんだけど、他の本も同じ感じなのかな?他の本も読んでみたくなった。 -
日常で耳にした文章を論理的に解読していく謎解きミステリー(?)
言い回しが独特なので無理な人は全然無理かも。読者を選びそう。私は結構好き。
恋愛を絡めたのはちょっとうーんって感じだったな。恋愛以外がおもしろかっただけにちょっと残念。 -
今年読んできた小説の中では最もクセのある作品でした。
警察組織のキャリア男性と言語能力が秀でた女子高生が、日常で耳にした他人の会話の一端を題材にし、それを口にした人の真意を、会話内容のみから互いにロジックを組み立て証明するというゲームに興じる話。
言葉の意味や日本語の文法から論理を構築し合う過程がメインなので、教科書のような内容に辟易してしまう方もいるだろうなと感じる一方で、文法のルールに則って展開する丁々発止なやり取りに面白みを見出せる方もいると思います。
読み手を選ぶ作品という印象が残りました。
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推理系のお話は好きなので、ある程度は楽しめましたが、私には難しかった…
1ページ読むのに時間がかかってしまって、読むのが疲れた場面もありました。
ある文章から論理的に推理をしていくという展開自体はとても好きなので、九マイルは遠すぎるも機会があれば読んでみようかなーと…
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難しすぎました…っ!
数学を読んでるかとさえ思うくらいです。
推理合戦、論理合戦。 -
内容は面白いと思う。
文体が自分とは合わなかった。
自分の感性とは相性が悪かったみたい。
あらすじ読んで期待しすぎてたのも良くなかったかも。
主人公たちの設定や喋り方がなろう系っぽいきがしなくもない。