ありふれた不倫だったのに

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334922764

感想・レビュー・書評

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  • 不倫相手の妻が誘拐してきた、どこの誰だか分からぬ子供を押し付けられる柚子。右往左往しているうち殺人事件に巻き込まれます。
    なかなか魅力的な設定ですが少々無理があるような気がします。その上都合よく淡々と進むのであまり盛り上がりませんでした。
    また、自分に甘い主人公に共感出来ず終始イライラしてしまいました。

  • 設定に無理がある・・・と読んでいて何度も思いました。
    主人公に感情移入できない・・・。
    主人公を助けてくれる役の竜介も、そんなに活躍するわけでもなく。。
    あと、時代が古いからかデザイナーとかハウスマヌカンwwとかがふるっと時代を感じたww。

  • 主人公柚子にはいらいらします。男に依存する気持ちは充分あるのに誰が好きなのかわからない。我が子に対する愛情もいまひとつ。あらゆることに対してこの人って中途半端なのよね。
    だいたい不倫相手に頼まれたからといってどこの子ともわからない子を預かるか?しかも奥さんがどこかから連れてきた子って・・・・わけがわからない。人さらいに加担してるんだから犯罪でしょ。何はともあれ警察に子供を届けるでしょ。
    そもそも子供を登場させる意味ってあるのか?もう話をややこしくさせてるだけでちっともおもしろくないぞ。
    そして夫がその子供の親と不倫するという結末は陳腐すぎる。実の子夏美は心のケアが必要です。

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著者プロフィール

1947年、京都府宮津市生まれ。横浜市在住。コピーライター、児童読物作家、脚本家を経て小説家に。1986年『花園の迷宮』(講談社)で第32回江戸川乱歩賞を受賞。小説、エッセイ、ノンフィクション、舞台脚本、演出など多数。小説に『横濱 唐人お吉異聞』(講談社)、ノンフィクションに『横浜の時を旅する ホテルニューグランドの魔法』(春風社)、『誰にでも、言えなかったことがある』(清流出版)など多数。2010年NHK地域放送文化賞受賞。

「2019年 『天使はブルースを歌う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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