パーティー・オン・パレード

著者 : 野中柊

• 光文社 (2000年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[りつさんの感想 · 2020年8月3日]

とあるストリートに住む住人達のハッピーな日常とそれにまつわる食べ物のお話。
レシピ付きで楽しく、お腹も空く1冊。
仮面男と猫の話が好き。

[dokkyさんの感想 · 2016年1月25日]

「フランクザッパ」の第３弾。やはり１、２のほうがおもしろいけど。でもやっぱりずっと見ていたい。

[coddleさんの感想 · 2009年1月14日]

ここではないどこかにある場所、フランクザッパ・ストリートに住む住人達の
Cuteな日常を描いた作品です。
登場人物は人間も動物もごちゃまぜ。でも、楽しく暮らしています。
そりゃあ、彼らにも悩みの一つや二つ、ありますが、
仲間といっしょに騒いで、おいしいものを食べたなら、きっと悩みなんて些細なこと。
楽しまなきゃ損、とめいっぱい楽しんで暮らす彼らに、思わずにっこりしたくなる一冊です。
また、作中で登場人物たちが食べている料理のおいしそうなこと！
最近、自分が、どうも、作中の小道具（？）に食べ物が登場する本が好きだな、と気付きまして、
そんな点からも、この本、私のハート鷲掴み（笑）です。

あ、これ、続き物の番外編です。これだけでも楽しめますが、この作品の前に、
・『フランクザッパ・ストリート』
・『フランクザッパ・ア・ラ・モード』
の二冊が出てます。こちらもよろしければ。

おまけ
はい、来ました。ものすごいどうでもいい、
私の作中かっこいいお兄さんチェック（笑）
『PARTY ON PARADE』に登場する仮面男。彼、かっこいいですよ。
ほんとはものすごいお金持ちなんですが、何かに縛られるのがイヤで、
友人のネコと公園でホームレスのように暮らしてます。
そんな彼なんですが、大切な友人が落ち込んでいたら、ものっそ心配して、
元気付けるために、手段を選ばない（苦笑）やさしいです。でも確信犯です。
どこらへんが確信犯かは、ぜひこの作品を読んで確かめてみてください。
個人的には、ねこと仮面男の会話が甘くて好きです。

[みほさんの感想 · 2007年11月9日]

かわいいレシピも載ってておしゃれな本だよ！
お話自体は・・・まあまあ！

[tomoeさんの感想 · 2006年8月3日]

フランクザッパ3。
recipeがパワーアップ！
素敵なpartyしてみない？

著者プロフィール

野中 柊（のなか ひいらぎ）
1964年生まれ。立教大学卒業後、ニューヨーク州在住中の1991年に「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞して作家デビュー。小説に『ヨモギ・アイス』『小春日和』、『銀の糸』、『公園通りのクロエ』、『波止場にて』『猫をおくる』など、エッセイ集に『きらめくジャンクフード』など、童話に「パンダのポンポン」シリーズ既10巻（長崎訓子 絵）、『ようこそ ぼくのおともだち』（寺田順三 絵）、「本屋さんのルビねこ」シリーズ既2巻（松本圭以子 絵）、絵本に『赤い実かがやく』（松本圭以子 絵）など著書多数。『すてきなおうち』（マーガレット・ワイズ・ブラウン 作／J.P.ミラー 絵）など翻訳も手がける。

「2020年 『紙ひこうき、きみへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」