- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334923754
作品紹介・あらすじ
前代未聞の誘拐小説!事件は犯人側からのみ描かれる。果たして警察は動いているのか。
感想・レビュー・書評
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面白かった。重みのあるミステリーではないけれど、中盤までは身代金が取れるかどうかで楽しめ、後半からは誘拐事件のからくりの真実はなんだったのかで楽しめた。エッチな場面さえなければ高校生に薦めたい。
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やり手の広告代理店プランナーが、仕事上で屈辱を味わわされた大手自動車メーカー副社長への復讐として「ゲーム感覚の誘拐事件」を実行する。エリートのプライドが裏打ちされた犯人の人間性が垣間見える。犯人視点のみで展開していくので、警察や誘拐された娘の家族の動きなどが分からなくてそれがとても面白かった。
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広告代理店でイベント企画をしている佐久間駿介が、取引先の副社長を相手に仕掛けた「狂言誘拐ゲーム」。駿介の計画は、完璧に遂行されるのか? 『Gainer』連載の「青春のデスマスク」を改題して単行本化。
(2002年) -
東野作品にしては締まりが緩いかな……。
出てくる人物の多くがクズ。
同著者の『さまよう刃』とは違う感覚ですが、私的に“イヤミス”です。 -
再読です。佐々木駿介がゲームとして行った誘拐がとんでもない事に。葛城勝俊の娘を樹理が家出した事をきっかけに誘拐ゲームを始めたのだが最後にどんでん返しが。このゲームで初めて敗北となる佐々木でした。しかし、娘の為とは言え、犯罪を隠蔽しようとする両親が少し怖い。
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東野圭吾さんの作品の中では、あまり面白くない方に分類される作品。それでも読む価値はありそうだけれども。
途中、ビックリして本を落としそうになりました。 -
面白いゲームでした。佐久間さんのこれからのお仕事が楽しみになります。