萩殺人事件

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 174
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334928339

作品紹介・あらすじ

出版社に勤める松田将明は、山口・宇部に住む女性と見合いするために旅立つ。萩まで列車で向かう途中、車窓から見た女性に目を奪われ、彼女がいた萩反射炉を訪れる。だが、そこには女性の姿はなく、ネックレスが落ちていただけだった。松田がネックレスを"持ち主"に送り届けたことで、不可解な殺人事件とかかわることに…。その持ち主は元美祢市議で、何者かによって殺されていたのだった。松田は、大学時代の親友・浅見とともに犯人捜しに乗り出す。そこで明らかになる哀しき真実とは-。

感想・レビュー・書評

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  • 浅見光彦の大学時代の友人で、編集者の松田将明は、上司の勧めで山口・宇部に住む女性と見合いをすることになる。
    休暇をとった松田は、どうせ訪れるならば、と、萩・石見空港から列車で現地へ向かう。
    その途中、たまたま車窓から見た萩の反射炉で、傘をさして佇む一人の女性に目を奪われる……。
    宿泊地の萩に下車した松田が反射炉を訪ねてみると、先ほどの彼女の持ち物と思われるジュエリーが落ちていた。
    その持ち主を探しはじめたことで、松田と浅見は不可解な殺人事件に巻き込まれてしまう……。
    (アマゾンより引用)

  • 前に読んだ『汚れちまった道」と、同じ事件を 別の目線で書いた物らしい。主人公の松田&康子カップルが平穏なだけに、事件とのコントラストが、なんだか さみしいといいますか‥
    しかし松田くん 山口ふらふらしすぎ!

  • 浅見光彦の友人である松田が見合いのため萩へ向かった。
    その先で連続殺人事件に出くわすことになる。民営刑務所(更生促進センター)の誘致問題が絡んでいるらしく、事件の原因を探っていく・・・

    「汚れちまった道」と同時進行で、併せて読んでみたい

  • 浅見光彦シリーズ、安定感。

  • 汚れちまった道という作品が対らしい・・・
    二冊で一つの仕掛けがあるのは吉村達也っぽい
    今回はワトソン役が活躍(初登場だよね)
    時々姿を現す浅見が見事に解決する
    だんだん名探偵っぷりが板についてきた

  • 『汚れちまった道』とのコンビのような作品ですが、こちらは浅見光彦の友人が主人公。
    そのせいか少し裏話的な話もありますが、基本は『汚れちまった道』を読めばほとんど問題なし。
    その代わり主人公が違うと考え方も違う。浅見光彦の考え方は、友人から見ても少しばかりいい人過ぎるのかもしれません。
    これはこれで面白くて楽しめますが、重複するところはどうしても目が自然に飛ばし読みしてしまいました。

  • ネックレスを落としたのは誰?八木康子、西岡由姫、成松利香か?犯人はこの中に?
    読み始めは展開がスピーディーで面白かったが、浅見が絡んできたあたりから、面白さ半減した。
    「汚れちまった道」を読まないといけないのか?

  • 浅見の友人の松田の視点。浅見の視点はまた別の本らしい。それも見なな。

  • 面白かったです。

  • 山口県のよく知っている地名がたくさんでてきたところだけが
    興味深かった。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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