- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334929046
感想・レビュー・書評
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(収録作品)ピンク色の霊安室/タワーは語る/あの人は誰?/潜入調
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読後感はあまり良くない。
少しイライラした。
ストーリーに消化不良があってモヤモヤする。 -
竹花シリーズは思いのほか面白い。凝った展開でない方が味があって良い。
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やはり、藤田宜永氏の小説は、ハードボイルドの探偵でなく、実際に実在するような探偵である。
4話なので、本の厚みがあっても、すぐに、読めてしまう。
『ピンク色の霊安室』は、トップ企業の御曹司の社長の失踪を探すのあるが、ニューハーフと生活をしていた。
2人は、写真館の男に強請られており、其の男は、映画俳優の子であるニューハーフを、争った勢いで、殺してしまうのである。
その子の部屋は、全てピンク色であったのと、最後に、其の彼の映画俳優の父親が、来た時にピンクの携帯を持っているのが、印象的である。
『タワーは語る』は、ストーカーで、盗聴器を仕掛けられた女性が、主人公で、彼、いとこを、疑うのだけれど、犯人は、彼の友達であり、ストーカーだけでなく、彼女の叔父の銀行マンとしての不逞を恨みに思った犯行であった。
『あの人は誰?』は、痴ほう症が、進行する前に、昔少年であった時の人に会いたいという依頼である。
しかし其の人は、当人でなく、其の友達の男が、すり替わっていた。
『潜入調査』は、昔、金庫強盗にあい父親が、殺害された娘から、犯人探しの依頼を受け、怪しかった2人をマークするが、本当の犯人は、その父親の息子で、あったと、分かるのであ
る。
どの話も、構想が、練られており、恋人、夫婦、親子、友人間での、複雑な絡み合いを、盛った作品である。 -
「探偵さん、あなたは人の心の中に潜入するのが上手いね」 なるほどそういうことだった。確かに。
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面白かったです。