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- Amazon.co.jp ・本 (458ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334929589
感想・レビュー・書評
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それぞれに違う理由で不幸な生い立ちを持つ登場人物達が、最後は収まるところに収まり、気持ちの良い終わり方を迎えている。上巻で風呂敷をかなり広げているので、下巻でどのようにそれを折り畳んでいくのかと興味深く、読みながら少しずつ判明していくそれぞれの過去に、自然と読むスピードが上がっていった。
自分の気持ちや利益を最優先にする限り、いくら卓越した能力があっても本当に大切なものは手に入らないよといった内容を長く丁寧に語っている、軽やかな作品だった。 -
結局みんななんだかんだ良い雰囲気で
木崎も正直何したかったか⁇って感じで
雨宮のシスコンも今ここで?
って感じだったけど最後まで一気に読んで
楽しめた。
和光で殺してたのね〜!
治安悪いわね〜! -
2017/4/14
上下巻、約900P。長かった分たくさんの人が出てきたけれど案外スッと読めた。
読んでいないときも「この危機どう回避するのかな」「あの子怪しいな」て考えてしまう。読み終わっても考えちゃう。
終盤ページ数が少なくなるにつれ、この枚数で終わらせられる?!まとまる?!て不安になった。
楓も教官もポンポンとスムーズに情報を得るわりに、雨宮は大変だったな。雨宮パートが一番読む速度上がった。
18まで戸籍がなかったIQ161以上の孤独な天才と、巨大な闇の組織。