十二月八日の幻影

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 98
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334929947

感想・レビュー・書評

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  • 46諜報の世界は知らないけれど、全部があと出しで解説されるというストーリーには大いに不満。一読しただけでは消化不良で、しかも再読しようとは思えないん凝ったプロットだったけど残念です。

  • 日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作に惹かれて。スパイの暗躍、暗号の解読…、日米開戦前夜の熱い防諜戦を描く。総長直属特別班の渡海、潮田コンビの活躍は今後も続きそう。

  • <The Phantom of December 8>
      
    装画/加藤木麻莉
    装丁/泉沢光雄

  • それになりに楽しめました(笑)
    京都産業大学理学部卒業

  • 主人公がただの録画機能だった

  • 他の類書と比較するとそこに引っかかるのというところもあるけど、そもそも諜報という概念がほとんどない時代に、主人公が僅かひと月の間に情報の重要性を理解していく成長の物語と読めば、スパイにスカウトされるという特殊な経験をする主人公に十分共感できる

  • 太平洋戦争前夜の諜報員らの攻防がスリリング

  • 太平洋戦争の開戦前夜。
    暗躍するスパイ。諜報と防諜のせめぎあい。
    言うほど深刻ではなかった。主人公が道化回しでもあった。
    打つ手が全て当たる。「実は分かっていました」「狙い通り」が多いので少し興醒めした。
    アメリカと戦っていると思ったら、ソヴィエトに助けられた。世界のパワーバランスを見た。
    真珠湾攻撃の歴史のIFも見てみたかった。

  • 日本ミステリー文学大賞新人賞(2014/18回)
    「十二月八日の奇術師」を改題

  • 設定上「D機関」の結城中佐と比べたり、白浜少将に「ローレライ」の浅倉大佐が(個人的に)重なったりしたが、そんな事は関係なく、ものすごく面白かった。渡海少佐、恐るべき頭脳…。

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著者プロフィール

1965年、岡山県生まれ。2014年に『一二月八日の奇術師』で第18回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞。翌年、同作を『十二月八日の幻影』と改題して刊行、作家デビュー。他の著作に『幻影たちの哀哭』がある。

「2018年 『秒速11.2キロの熱情』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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