「世界地図」の切り取り方 (Kobunsha Paperbacks 25)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334933258

作品紹介・あらすじ

いまの日本人が国際社会international communityのなかで、戦略性のない間違った行動、間違ったビジネスを展開してしまうことが多いのは、自分たちの頭のなかにある「地図」だけで行動し、他国の人たちの頭のなかには「別の地図」があるということを忘れてしまっているからである。本書で提示するのは「別の視点からの地図」である。こういう地図があることを知り、ひるがえって私たち自身の位置our positionが確認できれば、この混沌chaosとした時代を自信と戦略をもって生きていくことができると、筆者は確信している。

感想・レビュー・書評

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  • 読みかけとなっていた本です、最後まで読みたいと思っておりますが、現在このような本に部屋が占領されてきており、苦渋の決断ながら処分することに至りました。近い将来、この本を読破できる機会が来ることを願っています。

    2017.12.31作成

    恐らく今年(2017)4月頃に単行本で読んだもの本の「元本」だと思います、内容はほとんど同じだと思います。

    http://booklog.jp/users/yasz/archives/1/4802400233

  • 名著。

  • 地政学という学問に手を出したことはなく、国際政治と似ているものかと思い、読んでみたが、そんなことはなかった。僕の大好きな地理の延長線上にありつつも、国際情勢、パワーバランスを理解しつつ、学んでいく学問であることを認知した。
    ただし、基本は地殻変動が起こらない限り、変動することのない世界の地理と国という制度がベースとなっている学問。軸が定まっている。

  • 日本って戦略ないね、と思う。
    あったとしても、他国から見れば、それは戦略とは言わない、と。

  • 2010年2月13日夫の蔵書斜め読み中。

    以前読んだ「なぜ安アパートに住んでポルシェに乗るのか」といい、光文社ペーパーバックスは読みにくい。用語が英語で差し挟まれてて、呼んでてちょっとイライラする。
    http://booklog.jp/users/everydaysunday/archives/4334933335

    地政学の入門に読んでみようと思ったけど、ちょっと断念しそう。

  • 3月2日購入

  • 高3の受験期、初めて地政学と出会った一冊

  • 地政学がどういったものか理解できた。もともと地理が好きやったけん抵抗無く受け入れられた。
    最終章の筆者の主張は面白いし、納得できる部分もあるけど、実際に日本がそう行動するかと思うと多分無理やと思う。
    それを抜きにしても世界情勢と産業論を学ぶといった意味で呼んで損なし

  • 終ページあたりの作者の論は別にしても、日本から見た地政学を学校の教科書にしたいくらいわかりやすくて書いてあって、一読を薦める。英単語の付記も私はアリ。

  • 目から鱗、新鮮だった!

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著者プロフィール

1952年、東京都生まれ。国際政治学者。早稲田大学政治経済学部卒。クレアモント大学院政治学部(修士)を経て、ハーバード大学政治学部大学院助手、同大学国際問題研究所研究員。1982年から近未来予測の会員制情報誌「ケンブリッジ・フォーキャスト・レポート」を発行。インターネット上でもYouTubeを中心に世界政治や経済情勢について発信している。現在、呉竹会アジア・フォーラム代表幹事、一般社団法人日本クルド友好協会理事も務める。主な著書に、『米中新冷戦、どうする日本』(PHP研究所)、『アングラマネー』(幻冬舎)、『国連の正体』(ダイレクト出版)、『世界恐慌2.0が中国とユーロから始まった』『希望の日米新同盟と絶望の中朝同盟』『国境ある経済の復活』(以上徳間書店)などがある。

「2020年 『米中最終決戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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