死にたいけどトッポッキは食べたい

  • 光文社
3.08
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感想 : 207
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334951375

感想・レビュー・書評

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  • もっと気楽に自分を愛そ♡

  • 筆者は死にたいとは思ってなかった。
    カウンセラーとの対話。
    こんなふうに話しは進むのか…
    そして、わかる ほんとそう
    と思うとこほもあり。

    私が会ったカウンセラーは違うなぁ。

  • おそらく日本よりも生きづらい社会に生きていて、それでも逞しく生きている子は沢山いるけれど、自己嫌悪になったり辛さを感じてもがいている著者が、カウンセリングを受けている。素直に自分をさらけ出しているところが、共感を生むのだと思う。私はまだ病んではいないが、どういったところが気になったりするのか、なるほどと思ったり、そういう思考の子がいる事を知れて改めて人の心が平和や温かみを欲している世の中なのだと思う。
    読みやすく、同じように思い悩む読者に寄り添ってくれる一冊だと思います。

  • “죽고 싶지만 떡볶이는 먹고싶어”

    タイトルに惹かれてずっと気になっていた本。著者のカウンセリングを記録したもので、二分法的な思考や自己肯定感の低さに苦しむ著者の姿に勇気をもらった。

    自分の思考の癖をきちんと見極めて、言語化することができてすごいなという思い。それができて初めてドクターからのアドバイスも響くわけで、私はまだまだ言語化できてない部分が多いし、それだけ自分と向き合えていないということなのかと思った。

    死にたいけどトッポッキは食べたい。まさにその言葉通り人間は矛盾した感情を同時に抱えているし、グレーゾーンやダブルスタンダードをいかに認め愛することができるか。難しいことは難しいのだけれど、その視点を持てているか確認できるようになることが第一歩だと思う。

    “私は愛と感性が織りなす質感を、繊細に感じとって楽しむのだ。”

  • 心が折れそうな時にもう一度読み直したい

    死ねなくなる


  • 生理前のPMSのせいで、情緒不安定かつ暴飲暴食したくなった日にこの本を書店で見つけ、「まさに、今のわたしのことでは??」と、表紙に共感して購入しました。

    ただ、私は、本の主人公にはあまり共感できなかったため、読み進めるのは少し苦痛でした。好き嫌いが分かれる内容かなと思います。カウンセリング形式で、文章が展開していきます。文章量自体は少ないです。

    ただ、この表紙をみるとなんだか元気になるので、購入して良かったと感じています。今度、鬱っぽくなったら、「たしかに、死にたいけど、トッポッキは食べたいんよなー」と少し気持ちが楽になると思います。

  • まるで自分のことのようで、著者の言葉に頷きなから読み進めました。もう少し気楽に自分を愛せるように、ゆっくりで良いから、と自分を慰めながらこれからも歩もうと思います。

  • 感情の両端はつながっているのという医師の言葉が好きです。題名も医師から来てるのかな?

    あまり著者には共感できなかったけど、カウンセリングの対話型式はおもしろかった。
    黄色のあとがきの文学的な表現に感化された感想を言うとすれば、著者とは心拍数があわない感じ?
    人より振れ幅が大きめなことで気づくこともあるんだとは思う。
    2 6

  • 気分変調性障害にかかった著者の治療記録。
    これくらい気分が落ち込むことって誰にでもあるのでは…と思ってしまうと、この病気を軽くみているような気がするし、同調すると落ち込む。
    人に自分の気持ちを理解してもらうのは難しい。

  • 斬新すぎるタイトルとK文学ブームの流れから、自分の読むリストには迷わず入れてあり、ようやく入手。

    読み始めたらあっという間だった。
    (少し読んでてしんどい時もあるけど、辛い所は軽く読み飛ばした、汗)

    カウンセリング受診の書き起こしから作った本だったのか…!

    著者は慢性的な気分変調症(軽度の鬱病)と不安障害持ち。
    特にこれといった解決には至らずに本は終わる。
    カウンセリングも進んだり戻ったり堂々巡りしたり。

    しかし逆にその過程自体から色々と学びや気づきを得る事ができるのだから、不思議な作りの本である。
    またこれだけ後ろ向きな事が赤裸々に書き連ねられているのに、読んでる方は前向きな気持になったり気づきを得たりできるのだから、人の心とは不思議なものである。

    慢性的な病(でも障害でも特性でもまあ呼び名は何でもよいが)と共に生きるとはこういうもんなんだろうし、下手したら人生とはそんなもんなのかもしれん…等と大風呂敷広げた様な事を思ったりもした。

    時間おいて時々読むとまた違う気づきがあるかも。
    また読み返したいなあと思える本。

    現時点では
    ・白黒思考の認知の歪みについて実感でき、理解が深まった。
    ・「自己肯定感(x3)のバカヤロー」には大変共感した。個人的には自己肯定感は「自己理解&自己受容」に分解した方が理解しやすいと思っていて(動画参照)、本書執筆時の著者もこのモデル・過程に仮置きしてみると、自己肯定(理解と受容)に至る苦しみを現在進行形で描いたテキストとして読めそうだと思ったりもした。
    動画: https://youtu.be/kqCV4muinaM

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