世界中から人が押し寄せる小さな村~新時代の観光の哲学

著者 :
  • 光文社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334953652

感想・レビュー・書評

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  • 先人たちが作ってきたものを壊す理由は見つけなくてもいいのではないだろうか。
    その地域には、その地域の特色も文化もある。そんな当たり前のことに気づいてない人が多すぎる。
    都心の目新しい均質的なものに憧れて、故郷を捨てる人々。快適さや利便性を求める気持ちはわからなくないが、あなたが住んでいたその故郷には、唯一無二の魅力があるのではないだろうか。
    観光を学んできた者として、これからの観光や地域の形を考えさせられる一冊でした。

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著者プロフィール

島村 菜津:ノンフィクション作家。福岡県出身。東京藝術大学芸術学科卒業。十数年にわたって取材したイタリアの食に関する『スローフードな人生!』(新潮文庫)はスローフード運動の先駆けとなった。著書に『フィレンツェ連続殺人』(新潮社、共著)、『エクソシストとの対話』(小学館、21世紀国際ノンフィクション大賞優秀賞)、『スローフードな日本!』(新潮社)他。最新作は『バール、コーヒー、イタリア人~グローバル化もなんのその~』(光文社新書)。

「2017年 『ジョージアのクヴェヴリワインと食文化』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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