今こそ知りたい資産運用のセオリー

著者 :
  • 光文社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334975555

感想・レビュー・書評

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  • 株価の上げ下げに一喜一憂するバクチのような資産運用ではなく、長期分散投資をベースとした確実な資産運用を説いている。 あまり予備知識がないために表現が少し難しいところがあった。
    手数料の高い投資信託が実は手数料の安いインデックス投資よりも運用成績が悪いと言う事実 、FX を利用すれば外国に投資した際の為替リスクをヘッジできるということ 、株価というのは天気予報と違って ある予想を信じる人が多ければ多いほど結果が逆に動くというあたりが、「なるほど」と思った。 ちなみに投資の魔物とは、確実な利益は過大評価し不確実な損は過小評価する強い認知バイアスのことらしい。つまり、もし株価が暴落したら、という不確実な不都合よりも、わかりやすくて確実な目先の高配当などにつられてしまうということ。

  • 長期投資には懐疑的だが、
    債券の考え方には少し納得。

  • 不況時に割安の株を買い、好況時に割安の債券を買う。不動産は、中古の価格が賃料に比して割安な時に買う。

  • “お金”の教育に日本はもっと力をいれてほしい

  • 外貨投資の部分はほとんど理解できなかったけど、分かったところはわかりやすかった。ちと勉強するか

  • インデックス投資を推奨している

  • 備忘録
    ・投資をするなら長期投資
    ・不景気では安くなった株式を買い、好景気では値上がった株式を売り固定金利の高い国債に乗り換える
    ・株式を買うならインデックスに連動した投資信託やETFが良い
    ・買うときは何回かに分割して、一発決め撃ちは禁物である
    ・人間は不確定な損失のリスクを過小評価し、確実な利益(現金)を過大評価する。裏返すと、不確定な利益は過小評価し、確実な損は過大評価する。
    ・業者のチキン・ゲームがバブルとその崩壊を生み出す
    ・あえてチキンとなる勇気を持とう
    ・高値を追わず、底値にこだわらず

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著者プロフィール

龍谷大学経済学部教授、京都大学博士(経済学)
NPO法人みんなのお金のアドバイザー協会アドバイザリーボード・メンバー
1979年東京大学経済学部卒、同年東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行。国際通貨研究所チーフエコノミストなどを経て09年4月より現職。経済、金融・投資関係の著作、論考多数。

「2023年 『今ならつくれる明日の安心 世代別新NISA、iDeCo徹底活用法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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