今ならつくれる明日の安心 世代別新NISA、iDeCo徹底活用法
- 日経BP 日本経済新聞出版 (2023年7月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784296117864
作品紹介・あらすじ
このチャンスを逃すな!
長く多様化する人生を豊かに過ごす、
誰にでもできる長期・分散投資の基礎的知識を解説。
世代を超え、最適プランをシミュレーション!
2019年、大騒ぎとなった「2000万円不足問題」。それから3年が経ち、個人の資産運用をめぐる環境に大きな変化が起きつつある。背景にあるのは、24年から始まる新NISAが期待以上に「長期投資に適したお金の置き場所」になったこと。そして、政府がようやくフィデューシャリーデューティ(顧客本位の業務運営)に本腰を入れ始めたことだ。
本書は、金融庁金融審議会「市場制度ワーキング・グループ顧客本位タスクフォース」の委員を務めるなど、ニュートラルな立場から金融情報を発信する岩城氏と、実際の過去データに基づいたリターン・リスクのシミュレーションなど4つの機能をもった株価指数連動積立投資シミュレーション・ソフト「FIWAつみたてインディくん」の開発に携わった竹中氏がタッグを組んで、同シミュレーションもふんだんに活用しながら、新NISA、iDeCoを活用した長期資産づくりを実践的にアドバイスするもの。
若年層からリタイア世代まで、長く多様化する人生を安心して豊かに過ごすために、誰にでもできる「長期・分散投資」の有効性を理解し、投資による資産形成をスタートするための投資の基礎的知識を解説。具体的な数字を当てはめて自分の資産運用を考えることのできる一冊。
感想・レビュー・書評
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新NISAが始まるので駆け込み寺的に読んだ。新NISAで何を買うか?積立or一括購入?等のXで散見されるような戦術的な話に対しては必ずしも明確な答えは書かれていない。どちらかと言うと新NISAを始めとした各種制度を踏まえた資産形成戦略が記されている。本書と山崎元さんのコラム記事(戦術的な話に踏み込んでいる)を読むことで、新NISAの扱い方は大筋定まったと思う。
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3章に関しては年代やケース別のマネープランが提示されていてわかりやすいと思いますし、年収や家族構成を踏まえて近いものを参考にするといいと考えます。
4章には100歳までのプランが書かれてて、米国債関連の説明があるのは意外でした。
他にもケース別でマイホーム絡みも触れられてるので万人向けだと思います。 -
資産形成の一般的な話と、自社商品をPRするための本でした。
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2023年45冊目。
共著者の岩城さんから献本御礼
元金融機関出身で投資に詳しい竹中氏と、金融商品を販売しない完全中立のFP活動を行なっている岩城氏が、コラボした作品。本のタイトルにもある通り、世代別のケースの想定が実に良い。別途、ブログにて紹介予定