稼ぐ経済学 「黄金の波」に乗る知の技法

著者 :
  • 光文社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334977443

感想・レビュー・書評

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  • 良書だと思う。
    金融機関の投資行動を知り、今後のクリティカル・モメントに備える。

  •  筆者の基本戦略は株・債券への長期分散投資+不動産投資。購入は逆ばりで安い時を狙って買い、海外物ならFXで為替リスクをヘッジする。さらに安い時というのを、購買力平価や家賃相場などから適切に算出することを旨としている。その意味で、適正価格の算出が困難な株式については、そのような話が書かれていない。
     適正価格の算出方法や、各種データの出典が明らかにされているので参考になる。データをもとに自分で計算してみると理解が深まる。
     株式はここ20年のインデックス投資がトータルでマイナス(ドルコスト平均法のような買い方で)だと書いてあり、ではどうすれば?と思ったが、筆者の答えは逆ばりで安い時に買い下がり、高いときに売り上がるということらしい。

  • 4〜5

  • 実践に落とし込んだ投資解説。

    いわんとすることはわかるが、
    今よむタイミングじゃなかったかな。

  • 説明が論理的で説得力がある。

  • 帯にある『実践的な視点で経済学を学び、合理的な思考法と判断力を身につけ、少しばかりの勇気があれば、景気の波も、バブルとその崩壊も「黄金の波」に変わる。』とは、まさにその通り、そうありたいと思う。

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著者プロフィール

龍谷大学経済学部教授、京都大学博士(経済学)
NPO法人みんなのお金のアドバイザー協会アドバイザリーボード・メンバー
1979年東京大学経済学部卒、同年東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行。国際通貨研究所チーフエコノミストなどを経て09年4月より現職。経済、金融・投資関係の著作、論考多数。

「2023年 『今ならつくれる明日の安心 世代別新NISA、iDeCo徹底活用法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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