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- Amazon.co.jp ・本 (145ページ)
- / ISBN・EAN: 9784336025739
感想・レビュー・書評
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ルゴーネスは、この『バベルの図書館』で初めて知った作家。編者のボルヘスによれば、「アルゼンチン文学を一人の人物で象徴させるような存在」であるらしい。ここには7つの短篇が収められていて、そのすべてがかならずしもそうではないのだが、いずれもが月の光に彩られた物語という印象を強く残す。「フランチェスカ」はその典型なのだが、それはまさしく成就することを運命的に禁じられた、優雅なる冷酷の物語だ。そして、作中人物たちの情動が激しく動くことはなく、そこでは常に静かなのだ。「塩の像」が表題に取られたのもこの故だろう。
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第18冊/全30冊
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不思議な話。
でもやっぱり、日本の不思議な話とは色々違うなあ。
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