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- Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
- / ISBN・EAN: 9784336026804
感想・レビュー・書評
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「あの青い花というのを、僕はどうしても見たいのだ」
青年ハインリヒは詩歌の精霊を伴侶とした旅に導かれる。甘美な愁いのロマン的東洋、荒々しい壮麗さの戦争、自然と歴史との出会い、そして旅の終わりのマティルデとの、愛との出会い。旅の全てが彼を詩人へと成長させる。非常に美しい。
ノヴァーリスの、歴史も全自然もポエジーによって真の理解が得られるという強い思い、この迷いのない強さがハインリヒの成長を美しいメルヒエンに磨きあげているのだろうか。
併録の「ザイスの弟子たち」も面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ノヴァーリスの「青い花」は伝説的な作品でした。
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