スターメイカー (クラテール叢書 14)

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  • Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336030139
#SF

作品紹介・あらすじ

想像力の飛翔によって肉体を離脱した主人公は、時空を超え、太陽系の彼方、銀河の果てへと宇宙探索の旅に出る。棘皮人類、共棲人類、植物人類など、奇妙な知性体が棲息する惑星世界、いくつものユートピア、銀河帝国と惑星間戦争、生命の進化と文明の興亡の歴史、そこでは星々もまた独自の生を営む生命体であった。そして、銀河という銀河が死に絶える終末の時がやってくる。星々の精神と共棲体を築いた主人公は、至高の創造主スターメイカーを求めて旅立つが…。宇宙の発生から滅亡までを、壮大なスケールと驚くべきイマジネーションで描いた幻想の宇宙誌。

感想・レビュー・書評

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  • 初めて読んだのは、20年以上前か。内容はすっかり忘れていた。それはもう壮大な話だが、後の方はついて行けない。想像力にも限界がね。宇宙から見た地球の真に迫る描写は、この作品が発表された当時はまだ誰も見たことがない光景だったことを考えると、驚異的な想像力だと思った。浜口稔訳。1990年5月20日初版第1刷発行、1991年5月20日初版第2刷発行。定価3000円(本体2913円)。
    収録作品:「スターメイカー」、「星の夢、客体の鏡――二十世紀の宇宙ヴィジョン――」(久高将壽による解説)、「訳者あとがき――ステープルドンの宇宙幻想――」

  • SFの原点にて頂上作品。

  • [ 内容 ]
    想像力の飛翔によって肉体を離脱した主人公は、時空を超え、太陽系の彼方、銀河の果てへと宇宙探索の旅に出る。
    棘皮人類、共棲人類、植物人類など、奇妙な知性体が棲息する惑星世界、いくつものユートピア、銀河帝国と惑星間戦争、生命の進化と文明の興亡の歴史、そこでは星々もまた独自の生を営む生命体であった。
    そして、銀河という銀河が死に絶える終末の時がやってくる。
    星々の精神と共棲体を築いた主人公は、至高の創造主スターメイカーを求めて旅立つが…。
    宇宙の発生から滅亡までを、壮大なスケールと驚くべきイマジネーションで描いた幻想の宇宙誌。

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著者プロフィール

浜口稔(はまぐち・みのる)
1953年沖縄県生まれ。明治大学理工学部教授。著書に『言語機械の普遍幻想』(ひつじ書房)。訳書にO・ステープルドン『最後にして最初の人類』(国書刊行会)、J・ノウルソン『英仏普遍言語計画』(工作舎)、M・H・ニコルソン『ピープスの日記と新科学』(白水社)、P・ルンダ『大図鑑 コードの秘密』(明石書店)などがある。

「2021年 『スターメイカー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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