タロット解釈実践事典―大宇宙(マクロコスモス)の神秘と小宇宙(ミクロコスモス)の密儀
- 国書刊行会 (2000年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
- / ISBN・EAN: 9784336042590
作品紹介・あらすじ
ミクロコスモスである人間は潜在的に宇宙=マクロコスモスと交感する能力を有している。その能力を生かす手助けをしてくれるのが「タロット」。マクロコスモスのメッセージを正しく読み解くことができるよう導く本格実践事典。学習に最適なウェイト版78枚の詳細な解説に加え、解釈と占いのポイントを示すスプレッド解説も充実。スプレッド練習用のシート付。
感想・レビュー・書評
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仕事用です。
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どんなものでも当てはまりますが、一冊あれば十分というものではありません。
しかし、タロットに関する本どうしてもどうしても一冊というものであればこの本になります。
箱に入っているかなり分厚い本です。
どちらかと言えば辞書的な役割という本なのかもしれません。
この本をしっかり読み込むということは不可能かもしれませんし、読み込んだからといってタロット占いができるようになるというわけでもありません。
それでも一冊という言われればこの本になります。
意味も沢山書いてあるので、実際にはこの本を見ずにタロットカードを見て、自分の頭で意味を考えて、自分の中で意味をイメージして辞書のようにこの本を見るという使い方がベストです。
といっても質問がなければタロットの意味も考えることはできないので、なにかタロットに質問をしてみて一枚ずつ過去現在未来とか、
現状、原因、結果、対応策といったようにわざわざスプレッドといういろいろ並べ方もありますが、そのようなことは気にせずに自分でこれは何と宣言して開いていってそれを読む練習をして辞書代わりに使ってみるのがいいかもしれません。
タロット占いに限らず、占いの勉強をする難しさは本来悩み事相談事があって、それに対して占いで答えを出すというもの。
しかし、占いの勉強となるとそういうものなしに、英単語を覚えるかのようにタロットならタロットカードの意味を覚えるという勉強になってしまって、この本を暗記しようとして挫折するというようなことになってしまいます。
あくまでもこの本も辞書的に調べたいことを調べる。
自分が考えた意味と同じ意味があって、それがたくさんあれば、この著者は自分の感覚と似ていると思えばいいだけのことです。 -
個人的には最もお勧めのタロットの本。
カードの意味を追ってしまい、タロットの解釈がなかなかできない人は、是非、この本を読んでみるといい。
いわゆる教科書的な本ではないけれど、きっと「カードの意味」に囚われないで解釈をするためのヒントになります。
ただし、ややお高めで厚みもあるので、本格的にやりたい人向け。 -
けっきょくは宇宙です
そして宇宙は外側ではなく、
あなたの内側に存在する!! -
タロット本としては「タロット教科書第1巻」と共に不朽の名著です。
「タロット教科書第1巻」の売りがシンプルでわかりやすいとしたら、こちらは十二星座とタロットの対応、カバラ思想における生命の木のセフィロトやパスと大アルカナ・小アルカナの対応と解説、ヘブライ文字とタロットの関わりという専門的な内容に関しても説明しています。
判りやすく読みやすい内容ですが、情報量の豊かさは尋常ではありません。
その分、勉強したい方にとっては非常に有益な内容でもあります。 -
自分が持ってる数少ない本の中で最も異彩を放っているやつ。
占いみたいな部分は面白い。
結局タロット習得できませんでした。 -
図書館にて
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こちらもウェイト版の解説が中心ですが、かなりのボリュームがあります。そしてさらに、二元から十二星座までの流れをまとめることで占星術との関連を解説したり、生命の木のセフィロトとパスと二十二のヘブライ文字との関わりをきっちり説明しています。文体は易しめです。