- Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
- / ISBN・EAN: 9784336049889
感想・レビュー・書評
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今回も長編です。いやぁ、笑った笑った。
本人たちは想い合っているのに、第三者のせいで恋が成就しない友人たちのため奔走するバーティーですが、あっち方面の状況が好転したと思いきや、こっち方面では顔が青ざめるような出来事が起こっているし、そっち方面からは別の脅威が襲来の予感…と、とにかくバタバタなのです。
おばさんたちの巣窟に、バーティーと友人たちの替え玉作戦、魅力をふりまきイモリ研究家の友人を翻弄するハリウッド女優…などなど、だんだん複雑になっていく情勢ににやにやしてしまいます。
村のコンサートについてのウッドハウスの書きっぷりも最高でした。
ジーヴスの、ご主人様でちょっと楽しんでるところと、なんだかんだで最終的にはちゃんとご主人様を危機から救っているところに、にんまりしながら読了。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回はやたらたくさんのカップルがくっついたりわかれたりまたくっついたりするし、◯◯と偽ってる△△みたいな人も多かったので途中で間が空いたせいもあって終盤誰がなんだっけ…ってなったけど安定の面白さだった。
そして大量の叔母さん。 -
コレクション第8弾。あとがきには漫画化のお知らせ…買おうかしら。
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ほんとに笑えるなぁ。
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ちょっと駆け足で終わった印象。
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私の評価基準
☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版
☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも
☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ
☆☆ 普通 時間があれば
☆ つまらない もしくは趣味が合わない
2010.11.5読了
もう、私にとって内容を評価することは、意味が無いことで、そんなことは愚の骨頂であると申し上げたい。ただ単に好きなのであると。
ひとつ慶事を紹介させていただくならば、実はこの巻は、懐具合により、図書館より拝借し、鑑賞せしものであったのですが、皆さん御承知のとおり、御本には、読書途中の印を残す紐状の物体が付属されておりません。
読書を止むを得ず中止せねばならぬ、かかる事態に置かれたとき、さすがは世にしおうウッドハウスファンの皆様、ちゃんと、その数ページ後に紙の小片、いわゆる栞が、挟みおかれているではありませんか。
もう、ウッドハウスファンと聞いただけで、かねてよりの友、ウースターのご学友とも思わせていただきたいと熱望しているものであります。
蛇足ながら、原著で読めない者にとって、ウッドハウス即ち翻訳者の方であり、深く感謝したいと思います。 -
ただでさえややこしい恋愛模様に、バーティーとキャッツミートとガッシーの替え玉作戦でもうなにがなんやら。
読んでる方が恐れている(期待してる?)事態にどんどん話が進んでいくのがもう可笑しくてしょうがない。様式美万歳!
あとガッシーは早く結婚してあげて -
とにかく最高です。
ジーヴスがほぼ完璧な人物なのにいやみな印象がないんですよね。 -
遊んで暮らせる身分の青年バーティーと、彼の執事(紳士お側付きの紳士)ジーヴスの話。
まさに「恋の季節」とばかりに、今回は4組のカップルがもつれていた。もちろんそれに巻き込まれた挙げ句、諸事情あって他人のふりをし続けるバーティや、事態打開のために容赦のない一撃を加えるジーヴスなど、相変わらずの面々の話。安定して面白い。
それにしても恋愛騒動ばかりだなぁと思うが、遊んで暮らせるような身分だと、そのくらいしか目立った騒ぎは起きないのかもね