おひさまへんにブル-

著者 :
  • 国土社
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本棚登録 : 32
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784337187573

感想・レビュー・書評

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  • いろんな要素がつまっていて、ひとつひとつに心を揺さぶられた。
    桃太郎のいない桃太郎の話。
    それが一番しっくりくる。
    祖母に預けられた拓実。問題児一家のオイカワ。
    教室内のびみょーな空気の変化。

  • タイトルに惹かれて。
    花形みつるさんのお話が好きで、これも一気読了だったのですが、全てが何も解決されないまま物語が終わってしまいました。
    成長が感じられたことといえば、タナカくんのお兄さんぐらいかしら。
    でも現実だって解決しないことの方が多いのかもしれませんね。
    今まで読んだことのない物語でしたが、物語だからこそもう少し達成感があって欲しかったような、このままでもよかったような…複雑な読後感でした。

著者プロフィール

花形みつる 編訳・絵
神奈川県生まれ。『ドラゴンといっしょ』で野間児童文芸新人賞、『サイテーなあいつ』で新美南吉児童文学賞、『ぎりぎりトライアングル』で日本児童文学者協会賞、野間児童文芸賞、『徳治郎とボク』で産経児童出版文化賞大賞を受賞。作品に「荒野のマーくん」シリーズ、『アート少女』『Go Forward!: 櫻木学院高校ラグビー部の熱闘』など多数。

「2021年 『落窪物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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