アイヌとキツネ (アイヌの絵本)

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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338081429

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  • 自然の至る所に神がいてその摂理のなかに生かされている。八百万。

  • かやの/しげる
    1926年北海道平取村二風谷に生まれ、アイヌ語を母語として育つ。アイヌ文化の伝承と研究に努める。’75年菊池寛賞、’89年吉川英治文化賞、’93年北海道文化賞などを受賞。アイヌ民族初の参議院議員として「アイヌ文化振興法」の成立に尽力。’01年総合研究大学院大学博士(学術)号を取得。室蘭工業大学客員教授。萱野茂二風谷アイヌ資料館館長

    いしくら/きんじ
    1937年愛媛県に生まれる。東京芸術大学卒業。『たなばたむかし』で第27回サンケイ児童出版文化賞美術賞、『おばあちゃんがいるといいのにな』で’95年(第1回)日本絵本賞、第5回けんぶち絵本の里大賞、『パヨカカムイ』で第6回日本絵本賞を受賞。山脇美術専門学院講師。絵本の会『彗星』主催

    内容
    「わたしは、シコツ湖の近くに住むアイヌです。秋になると、たくさんのシャケが川を上ってきます。ある夜、アイヌにチャランケ(談判)するキツネを目にしました。キツネの言い分とは? アイヌの昔話の絵本。」

  • この絵本が、自然の声に、キツネのさけびに、耳をかたむけるよび水になることを心からねがっています。と、著者の萱野茂さん。
    子どもに向けた本。心の柔らかいうちに、しっかり刻みつける大切さ。こうゆう大切なことを、私達はしつけないといけないかなと思いました。ただ、しつけがおしつけにならないよう、まずは子どもに読ませて、その感想を聞きたいなと思いました。
    アイヌの教え、教えて頂きありがとうございました。

  • アイヌの昔話「キツネのチャランケ」を絵本化した内容。
    人間も他の動物と一緒に生きている自然の一部であるということを教えてくれ、人間の自然破壊を戒めるお話です。

  • かやの しげる (著), いしくら きんじ (イラスト)
    鮭はみんなの物だとキツネがチャランケする

  • チャランケ!

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    「わたしはシコツ湖のちかくにすんでいたアイヌでした。ある夜のこと、シャケをめぐって、アイヌにチャランケ(談判)するキツネを目にしました。 」

  • シカ,クマ,シャケ。
    生きるために。

    キツネがチャランケ(だんぱん)。
    シャケはアイヌだけがたべるものではない。

    イナウという神様をまつる道具で,ヤナギかミズキの木を削ってつくるものをささげたとのこと。

    絵も分かり易く,面白い。
    自然との関わりがわかってよい。

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