- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784338126519
感想・レビュー・書評
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子供が、お手紙は、自分宛ではないことを何度も確認していた
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[墨田区図書館]
とても変わった一冊です。
オオカミについての本を読むウサギを描いた一冊なのですが、その読んでいる本と実際の本を重ねて貸し出しカードのポケットをあしらったりといったしかけがされています。
また、読んでいる本の内容とシンクロして現れるオオカミとウサギが最後どうなってしまうのか、読者に考えさせるような作りとなっていて、自分の信じたい結末を正としてよいのか、最後まで迷いが生じるお話です。
4歳の息子はしかけを楽しんだり、ウサギの持っている本と読んでいる本が重ねて表現されていたり、ウサギが食べられてしまったかもしれないストーリー展開は理解していたようですが、「作者としては~」のくだりはちゃんと分かっていたのかな?ただ、いずれにせよめずらしいしかけに興味をもったようで楽しそうでした。 -
絵本とはいえ、ブラックユーモア。どちらかというと大人が楽しむ絵本。
高価だが、それに見合うだけの装丁や仕掛けがしてあると思う。
オチとしては一発芸的な側面を持つので、ブラックユーモアが理解できないくらい幼い子どもには向いていないと思う。 -
図書館で本をかりてきたウサギ。そのほんは「オオカミ」という題名です。
読みふけりながら歩いていると…。足の下には。
貸出カードや手紙が付いており、しかけアリです。 -
・ケイト・グリーナウェイ賞受賞作。
・西バックス公立かくれが図書館に新刊が入った。それは、かくれたオオカミの研究とわくわくするおはなし、の本。この本を借りていったウサギは…。
・ページ毎にしかけがある。
・ウサギはオオカミに食べられた、と思いきや、このオオカミはベジタリアンだったというくだりでほっとする。しかし、最後のページしかけられている督促状によるとウサギは行方不明であることが分かる。果たしてオオカミは?ウサギは?どうなったのか。
・ブラックユーモア絵本。 -
図書館好きな方に贈りたい1冊。
オオカミのことを知るために、『オオカミ』というタイトルの本を図書館で借りたウサギさん。
大人でも楽しめる…というより、大人が楽しい絵本です。
絵もすごくよいです。見ごたえ十分。