- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784338261357
作品紹介・あらすじ
ああ、なんていい天気。いよいよきょうはお引っこしです。おとうさんと、おかあさんと、犬のころと、ぼく。これからすむ、あたらしいまちは「まちがいまち」っていうんだって! 「まちがいは たのしいね!」
斉藤倫・うきまる×及川賢治(100%ORANGE)が贈る、本気の”ことば遊び”絵本。
感想・レビュー・書評
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先日読んだ「波うちぎわのシアン」が思いがけず、良かったので同じ斎藤倫さんの絵本を借りてみた。
これは、幼稚園児から小学校低学年まで、読み聞かせをしたら大いに受けそうだ。
絵も言葉に呼応するようで、すごくいい!
小さなお子さんに是非読んであげてほしい。
2021.7.17詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
32ページの絵本で、見開きに一つ言い間違いがあって(携帯電話→兵隊電話・かばん→こばんなど)間違った方で挿絵が描かれている。少ししつこいイメージもあるが、一年生への読み聞かせだと、最後まで受けそうな気がした。
斉藤倫さんが国語・光村に採用されたので、少しずつ読んで購入検討したい。
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小学生に勧められて読んだ絵本。間違え街…面白い!「それは、あ、かはんか!」とか ちょっと考えたりしながらも、みんな受け入れて暮らしているのが、なかなかユーモラス。
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絵がとてもユーモラスでおかしい!思わず笑っちゃいます。「まちがいって、たのしいね!」という帯のままです。本当にシンプルに楽しい。
一方で、ですよ。ひらがなメインの分かち書きでありながら、実はなかなか難しい語句を使っています。どのあたりの発達段階をターゲットにしているのでしょうか。ヤングアダルト小説みたいにあえて絞っていないように思えます。うちのように語彙力が高くない幼児は笑うまでに時間がかかります。何度も何度も読むことで知らない単語や言い回しを予測したり確認したりと、それはそれで言葉の学習になっています。笑えるようになれば、意味が分かってってこと。つまるところは「楽しい!」がいちばんです。
※去年の秋頃に読んだ。
※2020年3月2日加筆 -
街では、きれいなあなを育て、家のえんぴつからは~。一字ちがいで大ちがい。きっちり絵で表現されている。
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きょうはいいお天気、ぼくたち家族は「まちがいまち」におひっこしです。「まちがいまち」とは、いったいどんな町なのでしょう?町の人たちがかけているのは兵隊の形の「へいたいでんわ」。バスの座席は形もかわいい「リス」。おともだちのおばあさんが編んでいるのは「チーター」。映画館ではおかあさん憧れの「しらゆきひげ」が上映されています。似ているけれどなんだかちがう、不思議でくすっと笑える「まちがいまち」。ことばあそびが楽しめる絵本です。
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いよいよ きょうは おひっこし。
あたらしく すむ まちは 「まちがいまち」
まちがいまちに着くと、あたりいちめん あなばたけ!
街中ではみんな、へいたいでんわ をかけていて、
新しいおうちの屋根には、それは立派なえんぴつが!
ことば遊びガチ勢⁉︎ 斉藤倫さんとうきまるさんのコンビが手がけた思わず笑っちゃうユーモアたっぷりの絵本。
添えられた及川賢治さんの絵が最高におもしろいです♪
まちがいを探したり、正しく言い当てたりすることが大好きな子どもたちが大喜びすること間違いなしの、楽しい絵本。
ラストのページに、答えが載っているので、お子さまのことばの成長に合わせても使えるのも良いですね♪
楽しい言い間違いやことば遊びを、自分でも見つけたりあみだしたりして、ことばそのものを楽しむきっかけにもなってくれそうな、楽しくて素敵な絵本です。 -
外国の絵本かと思うようなポップな絵。
子どもと間違い探しをするような楽しみも。
外国籍の子どもやお父さん、お母さんにも勧めてみたいです。