- Amazon.co.jp ・本 (97ページ)
- / ISBN・EAN: 9784338275033
作品紹介・あらすじ
妖精に願いごとをかなえてもらったトーマスは、誕生日をさかいに、自由に空を飛べるようになります。そのことで学校中の人気者になったトーマスでしたが、大人たちの反応は……。夢を見ることを忘れた大人たちと、すべてのこどもに贈るマジカルストーリー。
感想・レビュー・書評
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私は上ばっかり向いて生きているので、人が飛んでいたら見つけられる自信はあります笑
銀行員という仕事を詳しくは知りませんが、そんなに夢も希望もなくなっちゃう仕事なんでしょうか?とお父様の境遇に首を傾げてはしまいましたが、忙しさにかまけて家族の話を聞かなくなってしまう様子には覚えがあり、自分の親の様子を重ねられるお子さんもいるかもしれませんね。
話の流れはそれなりに自然で予想しやすく、読みやすいストーリーではありますが、家族が喧嘩する様子や学校の先生に厳しく叱責される描写があり、ネガティブな要素があっても大丈夫な子に勧めたいです。
挿し絵ありですが情景の説明程度。ふりがなは小4以降の漢字はあり。文字のサイズは一辺3.2mmくらいでしょうか、物語をいくつか通読したことがある子向けです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
誕生日会が風邪をひいてできなくなった男の子は、部屋で寝ていると太った妖精が部屋の中に入ってきて、「願い事を一つだけ叶えてあげるよ」と言ったのです。すると男の子は「飛べるようになりたい」と言った。その日から飛べるようになったのです。
私が一番心に残った場面は、男の子と同じように願い事をして飛べるようになった男の人と出会う場面です。男の子は男の人にいろいろな跳び方を習って、いく場面です。飛べるようになったことで、友達もいっぱいできてきたところです。
M -
「妖精に願いごとをかなえてもらったトーマスは、誕生日をさかいに、自由に空を飛べるようになります。そのことで学校中の人気者になったトーマスでしたが、大人たちの反応は……。夢を見ることを忘れた大人たちと、すべてのこどもに贈るマジカルストーリー。」
素敵な話だった。
自分の生徒が、自分の息子が空を飛べるようになったのに、
何も見ないし何もなかったかのようにふるまう先生や両親。
そんな大人の姿に読んでいてびっくりしたけど、
わたしももう大人・・・夢見るのを忘れた大人・・・。
自分の子どもがもしミラクルを起こしても、
私も気付かないふりをするのかなぁ・・・。
シリーズ1作目の世界一力持ちの女の子は、
家族がすぐにその子のすべてを受け入れて、
そのまま愛してくれていた。
あの子のお父さんが「魔法は周りにあるのに大人は気付かないだけだ」みたいなことを言っていたような。
あのお父さんなら」男の子が空を飛ぶのを気付かないふりはしないのかな。
ハッピーエンドで、元気と勇気が出る本。
大人にもオススメ。
わたしも、楽しくなりたい。
昔みたいに。こんどは、家族といっしょに! -
なんかこの男の子は、ドラえもんののび太みたいな行動をしていて、とても面白いですよ。ぜひ読んでください。
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空を飛べるって素敵なこと。それを信じられるって幸せなこと。ずっと信じていたい。
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空を飛べる男の子の楽しい話かと思ったら、普通の生活を過ごす事や、人生の楽しみについて考える物語でした。読みやすく、中学年くらいから。男の子にも女の子にもオススメです。
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トーマスの9歳の誕生日。やってきた妖精に願い事を聞かれ、飛べるようになりたいと願うと…。