おたく:人格=空間=都市 ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展-日本館 出展フィギュア付きカタログ
- 幻冬舎 (2004年9月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784344008977
感想・レビュー・書評
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豪華フィギュア付。ちなみに私はフィギュア目当てではない。けんちくヲタとリカヴィネヲタが出会う希少な本。
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イタリアの建築祭、ヴェネチアビエンナーレに出展した日本館のテーマは「オタク都市アキハバラ」!!キュートな身長50Mの美幼女「新横浜ありな」ちゃんがアキバを襲うヴィネットフィギュアを付録に、オタクを学ぶ『学術書』(※本当)。日本語のほかに、イタリア語、英語で解説文が書かれていて、「萌え」やコミケについて世界の方に説明してあります。フィギュアのデキも世界レベル!
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「侘び、寂び、萌え、ぷに」などの解説を通して秋葉原や東京とおたくの関係性や歴史を巡ったりと、なかなか客観的なおたく考察が展開されている。ヘンに色眼鏡を通しておらず、また美化や正当化もしていない。テキスト量も程よく、読みやすい。装丁を含めてきれいにまとまっている緊張感があり、その本以上のテンションゆえ、ついついそっと扱ったりして。自己のオタク度を認識してしまい複雑な気分。脱ぎ着させられる手の込んだフィギュアまで付けているあたり、本当はオタクにこそこの社会的視点や客観論に目を通して欲しかったんじゃない?(by hana)
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自分もその一部に属していると考えられる(^^;「おたく」の存在における人格・空間・都市ついての考察。こういった書籍の場合フィギュアを組み立てたりしてはいけない。(もう一冊購入すれば別だが(^^;)
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「新横浜ありな」フィギュアが欲しくて買ったのですが、カタログ良いです。
おたくの部屋の紹介とか
歴史?
おたくについて熱く書いてあります。
是非、読んで下さい。
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なぜ建築展におたく?フィギュアを開封するのも忘れて本体たるカタログを最後まで読んでようやく理解した。まさにタイトル通り、都市(秋葉原)自体がおたくの棲む個人的空間になっているということだろうか。おたくの歴史が非常にわかりやすく述べられている。ただ、テニエル→ディズニー→はじるすのアリス変遷図を見せられると、どうしても真面目に馬鹿をやっているような気がしてならない。いや、こういうの大好きなんだけど。
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フィギュアのために購入