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- Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344010703
感想・レビュー・書評
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コトバ遊び(駄洒落?)にこだわった一冊。
「ぶらんでぃっしゅ」という謎のコトバに取り付かれた常盤ナイトの人生を、ナイトの脳に潜む「インナーアダルト」の視点で追っていく。
突然発現する予知能力や殺人鬼ブランディッシャー、そもそもインナーアダルトとは何なのか、など、ミステリ要素も充実していて、先が気になってついつい一気読みしてしまいました。
この作者にしてはきれいにまとめたな、という感じではありますが、ぶらんでぃっしゅトーナメントの開催など、結構なやりたい放題。特に決勝戦は怪作同士の対決で、苦笑するしか。
ナイトは友人に恵まれていて、善と純との友情には感動しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何故だか読むのにえらく時間がかかったよ…。スランプだったからかな。
出てくるコトバ遊びの中には、「ちょっとこれは、こじつけすぎじゃ…」っていうのもあったけど、「あ、これおもしろい!」っていうのもかなりあったからおもしろかったな。
先にスペシャルサンクスのところを読まずに本文読んだら、石毛義士のところで爆笑した。だ…誰ゴッ…(大爆笑)!!電車の中で笑いを噛み殺すのに苦労したよ……。もうりひろのところでもわかって爆笑だったけど、絵野フィトさんは知らなかったなぁ……。
全体的にすらすら読める(私はスランプだったから時間かかったけど…)楽しい本だと思う。後半の展開はハラハラで飽きなかった。