ぶらんでぃっしゅ?

著者 :
  • 幻冬舎
3.22
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本棚登録 : 122
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344010703

感想・レビュー・書評

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  • コトバ遊び(駄洒落?)にこだわった一冊。
    「ぶらんでぃっしゅ」という謎のコトバに取り付かれた常盤ナイトの人生を、ナイトの脳に潜む「インナーアダルト」の視点で追っていく。
    突然発現する予知能力や殺人鬼ブランディッシャー、そもそもインナーアダルトとは何なのか、など、ミステリ要素も充実していて、先が気になってついつい一気読みしてしまいました。
    この作者にしてはきれいにまとめたな、という感じではありますが、ぶらんでぃっしゅトーナメントの開催など、結構なやりたい放題。特に決勝戦は怪作同士の対決で、苦笑するしか。
    ナイトは友人に恵まれていて、善と純との友情には感動しました。

  • 何故だか読むのにえらく時間がかかったよ…。スランプだったからかな。
    出てくるコトバ遊びの中には、「ちょっとこれは、こじつけすぎじゃ…」っていうのもあったけど、「あ、これおもしろい!」っていうのもかなりあったからおもしろかったな。
    先にスペシャルサンクスのところを読まずに本文読んだら、石毛義士のところで爆笑した。だ…誰ゴッ…(大爆笑)!!電車の中で笑いを噛み殺すのに苦労したよ……。もうりひろのところでもわかって爆笑だったけど、絵野フィトさんは知らなかったなぁ……。
    全体的にすらすら読める(私はスランプだったから時間かかったけど…)楽しい本だと思う。後半の展開はハラハラで飽きなかった。

著者プロフィール

一九九六年、『コズミック』で第二回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。以後、小説だけでなく、ビジネス書、ノンフィクション、英語学習指南書など著作多数。小説執筆の息抜きとして始めた英語学習にハマり、独自のメソッドでTOEIC(現TOEIC L&R)テスト満点を五回達成。二〇〇九年から二〇一七年まで主宰していた「社会人英語部」では、のべ六五人の部員をTOEICスコア平均九〇〇点台にまで導く。日本人作家の小説を英訳して世界中の電子書店で販売しており、著者、英訳者、編集者として手がけた英語作品は一〇〇を超える。作家としての近著に『感涙ストーリーで一気に覚える英単語3000』(明日香出版社)、『きみと行く 満天の星の彼方へ』(リチェンジ)などがある。

「2020年 『三日坊主でも英語は伸びる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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