- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344010833
作品紹介・あらすじ
37億円の債務を負い、著者は自己破産しました。そんな著者だからこそわかることがあります。それは、世の中のしくみは、経済的教養の高い人々によってつくられ、経済的教養の低い人たちのお金が搾取されているということです。そこで、著者がこの本を通じてお伝えしたいのは、お金のしくみ、そしてインチキを見破るための知識です。学校では教えてくれなかった目からウロコのお金講座。
感想・レビュー・書評
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平易に書かれており、分かり易かった。
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読みやすくわかりやすい。
お金(価格)以上の価値を手に入れる。
保険は掛け捨て=保険会社が損をする商品を販売するわけない。
失わない財産=知識と経験。 -
無料のインターネット接続ソフト"Hotcafe"を開発したハイパーネットの創業者にして、同社の倒産、自己破産までの体験を綴ったベストセラー『社長失格』の著者「板倉雄一郎」さんによるフィナンシャルリテラシーの入門書。
ニュースの見方、資産形成、会社経営などいろんな面で役に立つ内容です。ロバートキヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」よりも簡単なフィナンシャルリテラシーの入門書。1時間で読めちゃいますが、経済の本質を突いた良書。 -
本当の価値を知ろう。たんに価格がどうということではなく、それが価格以上の価値があると思った時だけ買う。
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なるほどです。
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お金に対して 普段気がつかない角度から、物事を見てくれる内容。
おバカさんとおりこうさんの定義が曖昧なのが、気になりました。 -
板倉雄一郎さんの本、これで三冊目。2005年の本。
帯タイトルに「僕がこの本を通じてお伝えしたいのは、お金のしくみ、そしてインチキを見破るための知識です。」と記載のとおり、平易な文章と極端な例、可能な限り簡素化した数式で、お金、のことを伝えている。
例えば家電量販店のポイントは、金貸しだ、等。 なるほどと思うこと多数であり、確かにこうした金融知識のベーシックなところを底上げすることは重要ですね。
あとがきに、なぜ僕は日本人のファイナンシャルリテラシーを高めたいのか?という記載があります。
「金だけいじくって」年に数千万、数億円を稼ぐ人がいます、
という表現もあります。
社長失格の復活学のあとがきに、板倉さんの夢、の話がありましたが、金で失敗の経験を得たからこそ、社会にその経験をフィードバックしたいという板倉さんの執念を感じます。