下北サンデーズ

著者 :
  • 幻冬舎
3.17
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感想 : 140
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344012066

感想・レビュー・書評

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  • 何でもかんでも上手く成功していく感じに違和感がある。

  • 大人たちの少し遅い青春。
    石田衣良っぽいな。

  • 止まらず読めるくらいおもしろい。
    情景が浮かびやすい。

    天性の美少女ゆいかは公園の前説を契機に劇団下北
    サンデーズに入団する。彼女が運を連れ込んだように
    下北サンデーズは急成長するが、別の危機が生じる。
    八神誠一はついに自殺未遂。いったいどうなるのか?

  • 最後まで一気に読めた。私は劇は見る専門でするのは好きでないが、演じるという面白さを知ることが出来た。

  • 上手くいきすぎというか、甘く感じられたし、ラストも気持ち良く受け入れるには疑問が残った。
    でも基本は軽く面白く読めた。

  • 【フォロースポットゆっくりとフェイドアウト
     暗闇の中 バーコードリーダーの電子音が流れて、
     芝居が始まる】

    ドラマ化もされた、石田衣良の長編小説。
    下北沢を舞台に、弱小劇団の成功と、分裂を描く。

    お話自体は、展開もろもろが
    「秋葉原DEEP@」に似てるのかな~という感じで、
    ちょっと、う~ん、でした。
    石田さんのお話は暗い系の方が好きかな。

    ただ、大好きな下北沢が舞台で、
    読んでると、ああ、あそこか~
    そこもいいよね!と、思い出に浸れるのでした笑

    ふむ。
    次回作に期待。

  • 古本屋で105円だったので購入。
    舞台に興味が出てきたのもあって手にとった。

    下北の小劇団が、この小説の舞台であり、小劇団の裏側や苦悩といった面は面白かった。ただ、売れないことへの煩悶やダークな部分をもっとリアルに描いて欲しかった。

    また、主人公がまっすぐすぎてつまらなかった。劇団にしても快進撃が快進撃であり続け、底が浅いストーリーに感じてしまった。ラストシーンにももう一捻りほしい。

    設定や周りのキャラクターがいいだけにもったいなく感じた。

  • 劇団ものの本ってあんまりないので、楽しかった。
    演劇人ってなんかフィクションみたいな生き方してるくせに自分自身をフィクションにされる事を嫌う節があるような(体験談(笑))
    サクセスストーリ―は嫌われる傾向の世の中だけれど、芸能界においてはこれが日常。そのぶん逆も多いけれど。

    個人的に最後の選択が正しかったのかどうなのか、まだよく分からない。
    でもどちらの未来も起こりうる現実。

  • 再読。
    ある劇団のお芝居に魅せられた女子大生が、入団して彼らと一緒に演劇界の上を目指してぐだぐだしながらもがんばるお話。

    舞台を何度か見たことのある人間としては、「裏側ってこんな感じなのかなあ」とぼんやり。
    様々な事情や気持ちをぐるぐるにかき混ぜて、ぐちゃぐちゃになって、それでも前へ進みたいと思う人間にだけ神様は微笑むのかもしれない。

  • 爽やかな話しでした。ハッピーエンドでよかったー

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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