ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1221
感想 : 203
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344020320

感想・レビュー・書評

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  • 題名のわりにはドSが足りない、という印象。
    お涼サマくらいの、自他とも認める潔い女王様を期待していたんだけども…(田中芳樹「薬師寺涼子の事件簿シリーズ」参照)

    ドSというよりは、スプラッタ好きの変態美人でいいのでは?

  • うーん。全体の印象としては良くも悪くも普通、かな。文章自体は読みやすいし飽きる前に視点が替わるので、うんざり感はない。ただ、連続殺人の犯人そのものにはかなり早い段階で勘付いてしまった。この間までやっていたドラマ、サキ、のよう。サクッと読めたので評価は☆3つ。
    あとひとつ気になった点。別にドSでも何でもなくない?題名負けしてる印象。帯の「死体が見たいから、刑事になったに決まってるでしょ!」なんて台詞もなかった。残念。

  • 題と表紙と帯で気になってたので。
    ミステリーもそんなに無いし文章柔らかくなれば角川辺りに似たテイストでちょっと期待はずれ。
    副題バレだった。

    マヤさんがあざとい萌えキャラ感半端なくて好き嫌い分かれそう。

  • タイトルと表紙買い。ドSというより猟奇趣味なマヤさん。
    興味があるのはなんとなく分かるけれど証拠の持ち去りはダメでしょ。
    猟奇趣味の方々が集うマニアショップとか・・現実にあるのなら1度行ってみたい。


    話に出てくるバタフライ・エフェクト、バタフライ効果・・・
    医療ミスがこの事件を引き起こした
    愛するわが子を失った母親が医療ミスの原因になった看護師に嫌がらせをし
    その嫌がらせが看護師の我が子の命を奪い・・だっけな。
    起こった事件事故が複雑に絡まり合っているこのお話。        

    お代官様とマヤはどうなっていくのだろうか

  • なんかなぁ。
    こんなつまらない話をもっともらしく装丁して本屋に並べるのはやめてほしいな。
    言葉の使い方選び方だけでもプロの小説家とは思えないくらい拙いし、
    内容は内容でユーモアとは程遠い。
    本の好みは色々あれど、これを面白いといって読める人とはお友達になれる気がしない。

  • 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件って、そうゆうことか!?と思った時点で連続放火殺人が次々起こるのが嫌になって…(--;) でも「そして誰もいなくなった」とかけてあるから、きっちり10人は死ななきゃいけないわけね(;´д`) 黒井マヤはドSと言うより只のオカルト趣味の姉ちゃんだし、事件はなかなか解明されないし、なんだか人が死にすぎて疲れた(__)

  • 連続殺人事件、それも焼死。浜松の刑事代官山と殺人現場マニアの黒井マヤのコンビがテンポ良く進めるミステリ。次々に渡っていく殺意のバトンが「次に殺されるのはこの人か?」と思わせ、実際その通りになっていく。代官山と被害者達の視点が切り替わっていって夢中にさせる。そのせいで伏線にも気づかなかった。見事としか言いようのない作品。マヤのドSぶりが凄すぎて時々笑ってしまった。犯人は意外な人形作家。でも動機は十分納得できるだけに、マヤの言い分は耳が痛い。バタフライエフェクト=風が吹けば桶屋が儲かる、とタイトルもセンスがいい。

  • 美人で変人な刑事と、わりと常識人な刑事の話。火にまつわる連続殺人事件。途中でなんとなく犯人は分かるのだけれど、謎の部分も残って、最後はあぁそういうことかと思う。
    2013/03/03

  • ドS、ではないような気がする。
    敢えて、そう言うのはないほうがいいような。。。
    こういう性格の人ってことで。

    ミステリーとしては面白かった。
    人が死にすぎるのはちょっと・・・だけど。
    代官山氏をはじめとする、刑事達もいいキャラだった。


    三ケ日という地名、そうですか、浜松でしたか。
    先日職場で、三ケ日みかんが美味しかった、だけど
    三ケ日ってどこ?という会話をしていたので
    三ケ日が浜松とわかってうれしかったよ。
    明日のランチでみんなに知らせよう。

    謎解き以外に知ることも多い。
    全然、ストーリーに関係ないけどさ。

  • Sなのかな、これ…
    ばたばたばたばた人が死んでいくのでちょっと複雑

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著者プロフィール

1969年、静岡県生まれ。第8回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉として『死亡フラグが立ちました! 』(宝島社)で2010年デビュー。
他の著書に「ドS刑事」シリーズ(幻冬舎)、「山手線探偵」シリーズ(ポプラ社)、「バリ3探偵 圏内ちゃん」シリーズ(新潮社)など多数。

「2023年 『全裸刑事チャーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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