- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344021174
感想・レビュー・書評
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私的に言うと、有川さん的ラブコメ風味と、海猿的青春風味をミックスした感じ?早い話が当りでした。
ドラマ化されるって話ですが、何でWOWWOW?地上波でやって欲しい・・・
FBのタイムラインに流れてきた幻冬舎の発言で知った作品でした。宇宙飛行士よりも少ない「深海潜水艦パイロット」を目指す主人公と、深海の研究者を父に持った青年の話。(省略しすぎ・・・)
深海について、知らなかったことばかりでした。登場する生態の名前をいちいち検索し、その姿に衝撃の連続。
水深200m以上のエリアを深海と呼び、海全体の95%をしめ、そのほとんどが研究が追いつかない未知の世界らしい。著者がどう言った理由から深海をテーマに選んだのか、調べていませんが、これは面白く好奇心の湧く小説でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者が深海に憑りつかれた勢いで書いたのだろうなと思わせるスピード感と入れ込み振りがすがすがしい。
深海&職業物で人物配置などどことなく有川浩を感じさせるが、説教臭さは全くない。
最近出た文庫版では多少の加筆修正がされているらしく、著者によれば若書きの部分を直したそうだが、別に青臭さが気になることもない、魅力的なエンターテインメントだ。 -
NHK FM 青春アドベンチャー「海に降る(全10回)」の原作
http://www.nhk.or.jp/audio/html_se/se2015015.html -
海にはロマンがある!
この本が学生時代に発刊されていたら、進むべき道を見出だせたかもしれない。自分は「研究者タイプ」ではなかったからこの世界から身を引いたが「技術者」としては残れたのではないかと考えてしまった。 -
親子の確執
深海への興味 -
本文より「青々と輝く豊饒の世界。しかしそれは海のほんの上澄みの部分、広大な海の5%でしかないんだよ。残りの95%は、深海と呼ばれる闇の世界なんだ。」
普段は、上澄みの一番上に漂っている。そして、過去にも深海まで130mもあるところまでしか行ったことはない。
そんな、謎の多い不思議な世界に行ってみたい!そんな思いが強く沸き立つ楽しい世界だった! -
浪漫です。
はじめのうちは何となく辿々しい文章の運びに肩透かしを食いながら読んでいたが、最後3分の1は圧巻。まぁ予定調和っていやぁそれまでなんだが、本物の映像が見たい!と思わされる描写でした。
ただ・・・映像で十分。実際に潜りたいとは思えない・・・怖い・・・
*深海潜水艇のパイロットは世界で40人強。そのうち20人が日本人。本当? -
面白かったです。とある深海展の会場で売られていて、読んでみて納得。深海について知ることができます。それも生物だけではなく、どんな研究が行なわれているのか、研究を行なうのはどんな人たち/組織なのか、どんなしがらみがあるのかなど、本当に色々分かります。ストーリーも面白く、読んでいてワクワクしました。ヒロインとヒーロー、そしてヒロインの異母弟による一種のバディものであり、成長物語でもあると思います。
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Twitterのフォロワーさんが呟いていた本。
ロマンあふれる深海探検物。
恋愛小説でもあり、海洋研究開発機構のお仕事小説でもある。
こういう本は夏休みに読むのが最適。興味が、夢が、広がる。 -
海の95%は光の届かない水深200メート以上の深海です 深海潜水艇のパイロットは僅か40人 宇宙飛行士500人の10分の一もいません