- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344021242
作品紹介・あらすじ
医師転職斡旋会社に勤める国本いずみ。いいことなんてなにもなかった。男に遊ばれ、飼い猫は病み、クライアントは落ちこぼればかりで、職場の上司もやる気がない。眠れずに朝を迎え、舌打ちしながら家を出る毎日。そんな彼女が妙な事件に立て続けに遭遇する。露出狂の出没、秘密裏に行われる臓器移植、医師の突然死…。「腎臓一個ぶん、きっちり働かないとね!」いずみは自身の再生もかけ、事件の真相を追いかけ回す。破滅型アラサー独身女が、医療界の最底辺を大暴走。『このミス』大賞&大藪賞作家が放つ医療ミステリーの新機軸。
感想・レビュー・書評
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女を武器にする主人公。
揉み手すり手の男たち。
浮世です。
そんな男たちを尻目に
女もくだらないと自嘲
する主人公が印象的。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
細かいところで あれおかしいなとか、なんか違うとか、「飲んだんだ」って何、意味わかんない(薬で堕胎ってこと?)とかはあったけれども、終盤は大好きな任侠モノの痛快さがあり、エンターテイメントとして総じて楽しめました。
もちろん世の中こんな女ばっかじゃないわけですがね。
沢尻エリカあたりでドラマ化しそう。 -
15/12/29
医療ものだと思って読んだらあれってなる。騙されたってなる。けどこれはこれでわたしは悪くないと思う。沢渡といずみの、「よう、兄弟」って言い合う女の友情もなかなか好き。
「女の悲しみはさ」沢渡はいずみを見やり、眉をクイッと吊り上げる。「なにかを永遠と結びつけようとするときに生まれるんだからね」(P151) -
ものすごくよく言えば、村上春樹の超劣化版。
人間の汚いところを、ただダラダラ並べて、意味はないけど意味深っぽく聞こえる単語を並べて話を作ってるだけ。 -
201312-201401
まあまあ -
#読了。医師の転職を仲介する医師転職サポートセンターに勤める国本いずみが、クライアントの医師に係る事件を解決していく。医療ミステリーというよりは、ハードボイルド??いずみの友人の沢渡のキャラが面白い。
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たまたま、手にとった本。深く考えなければ、スカッとできる。
かっこいいよ、いずみ! -
やっぱりハードボイルドですよね
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2012/08/17
Osaka Prefectual Central Library