- Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344022713
感想・レビュー・書評
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教養が体幹にあると、一見ただの女のダベリのようなものでもここまで昇華させることができるという典型のように思いました。
話の内容は時にどちらもキョーレツで、それはオブラートに包まずに語っているからそう見えるのだけど、包まずに語ることでしか伝わらないという「当たり前のこと」を実践し共感し合うサマがとても素敵に感じました。
お二人とも、多くの言葉を使いこなしていて、非常に参考になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すごく元気な対談。これがシングル女性の代表と思われたくないけど、このたくましさは見習いたい。
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湯山さんのあとがき。"妄想シンデレラファンタジー"まんまのフェミ、ってやりたいかも。笑。
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一冊まるっと対談の本って全く読んだことがなかったのですが、これはもうカフェ、あるいは居酒屋の隣のテーブルで繰り広げられるガールズトークをこっそり聞いて「そうそう!」「え、そうなんだ?」と密かに自分も参加しているような、興味津々、野次馬感覚丸出しで読んでしまいました。
個人的にはおひとりさま道を爆走中なので選択縁のお話、深く肝に命じておこうかと思います。 -
痛快な語り口が気持ち良い。のに、雑ではなく端迄読んでる発言に感心したりもする。ごもっともな意見多数だが、納得の上で「そりゃそうなんだけど今は今なんで過去(または環境)はどうしようもないんです〜」と惰弱な上目使いもしばしばしたくなる。あとしいて言えば主題が不明。それでも構わないものだし、楽しく読みましたが(笑)
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日々勉強ですね。ほんとにね。
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やはりエリート、いわば社会の勝ち組女の系譜なのです。しかし上野女史の学者としての総括対談でもあるので、面白く読みました。
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読んだし、面白かったのだが、内容要約がしづらい本。
セックスよりオナニーの方が秘匿性が高いとか、個人の持つ文化資産とは何かとか、あきらめて考えないことにする日本人の国民性とかが、カラリと語られています。全然湿っぽくないです。
おぼえたのは「そう来たか」という受け答えの便利さ。
相手が想定内の返事の中でやや予想確率の低い答えを返した時も、まったく想定外のことを言った時も使えて、本当は思ってもみなかった点を突かれたとき、予想の範囲内であったふりをするときも使えます。 -
湯山:向上とは人間の質として、より思慮深くなり、自分の体験に即した強い言語を持ち、全人格的に成熟するという意味。
上野:文化資本とは、すべてのおカネや財産を失っても、どんなところに行っても、どんな状況になっても、決してその人から奪えないスキル。その中に音楽のスキルも含まれる。
応援団作りの大切さ。 -
個人的には大震災と「オヤジ」の関連のところが一番印象に残りました。