- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344023635
作品紹介・あらすじ
ネットバブル崩壊、業界の低迷、再びのネットバブル。絶頂の中、発生したライブドア事件、親友・堀江氏の逮捕、株価暴落、そして社長の退任を賭けて挑んだ未知の領域…。その時、起業家は何を考えていたのか?抱えた苦悩と孤独、そして心に沈めてきた想い。焦り、嫉妬、不安、苛立ち、怒り、絶望-。すべての真相を、今ここに。魂をゆさぶる衝撃の告白。
感想・レビュー・書評
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◆『起業家』読了。★3つ(5点満点)
http://www.amazon.co.jp/dp/4344023633/
「渋谷で働く社長の告白」に続くサイバーエージェント藤田さんの自伝的作品です。
ストーリとしては、ホリエモンとの友人関係とブログ事業躍進までの苦闘が柱か。
これは、おそらくちょっと評価が別れる作品です(実際アマゾンレビューみたら割れているようです)。
経営者の孤独、苦悩などを知りたいという人にはGood。
一方、逆にいうと全編独白という感じで、相手がどう思っていたかとか、面白いエピソードの描写などはほとんどありません。
取り上げられているキーワード的な言葉は、次の2つ(一つ目は、幻冬舎の見城さん、2つ目は、ラップの歌詞らしい)。
「すべての創造はたった一人の「熱狂」から始まる」
「孤独、憂鬱、怒り、それを足してもはるかに上回る希望」
連続で読んだ南場さんの不恰好経営と対比したくなる。
仲間の大切さ、感謝などを強調する南場さんに対して、孤独を強調する藤田さん(どちらもかなり苦悩は書いている)。
個人的読後感は不恰好経営の方がよいですね~。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「孤独、憂鬱、怒り、それを3つ足してもはるかに上回る希望」
ガツンときます‼
弱いと言っては失礼だけど、こんな一面もあるんだなぁ…と思える一冊。
自伝系の本は引退してから出すのが鉄則であるが、藤田さんはそれをも超えて行くのか? -
経営者が大切なことそれは、自分の哲学を貫くこと、仲間を信じること、決断力。
26歳で上場し、やることなすことに対し常にバッシングを受けていた藤田氏。それでも同氏は、自分の描いたビジョンにブレることなくやり切った。
経営者の孤独を知ることができる良い作品です。 -
藤田晋の半自叙伝。穏やかな彼が自分のビジョン実現のために、役員を更迭し、自らが指揮をとってアメーバを立ち上げ、ここまでのメディアに成長させたエピソードが印象的。株主を無視してまでも180度の経営の方向転換をする、己の信念を全うする。興味深い。
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孤独、憂鬱、怒り、それを3つ足してもはるかに上回る希望。それが起業家には必要。これを見つけられたなら、起業に踏み切ろう。勇気を与えられた一冊。
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久しぶりに本が読めた。
試験が終わって、最初に取った本がこの本。深層心理に何が隠されているかは分からないが、初心に帰るとか更に頑張ろうという気持ちの現れかもしれない。
サイバーエージェントの社長。
最年少上場、友人である堀江さんの事件、ITバブル崩壊。
経営者として、進むべき方向性が定まっていないと、どんなにブレるか。
とっても参考になりました!! -
アメーバを運営するサイバーエージェントの代表、藤田社長の著書。
時代を作る新しい事業を興し、かつその事業を成功させた起業家というと、これまで、一種の芸能人のような華やかなイメージしかなかったけれど、その実、新たな事業を生み出す過程は、勤め人には想像もつかない、不安、忍耐、苦しみの連続だということを、藤田氏は自身の経験そのままに、率直に語っていた。
著書の中の「孤独、憂鬱、怒り、それを3つ足してもはるかに上回る希望」という言葉がとても印象に残った。 -
同じ業界の先輩藤田さんの著書。アメーバの話し、堀江さんの話し、経営哲学が書かれており、身近な話題なだけに感情移入して読めます。そして似たような悩みを抱えていたんだなと・・素敵な本です
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現役の社長の本って、貴重じゃないか?
自身が体験して、考えて、行動している人の話は説得力があって、面白い。
こうした方が良い。とか、こうしてはならない。とかではなく、ただただ、考えたこと、感じたこと、行ったこと。行なっていることが書いてある。
部下を更迭したとか、書きたくないよね。
今後も続くストーリーだから、これからも含めて、面白き一冊。
特に、アメーバ事業の箇所は、業績低迷中の企業には、ほんと参考になると思う。
老若男女立場役職関わらず、上が下と友に汗を流さない限り、会社は良くなってイカンよ -
血の通ったビジネス書。
久しぶりに、こんなビジネス書読んだ。
ヒルズ族と呼ばれた、藤田社長。
断片的に見るとIT業界の成功者の一人。
でも、その裏側にはとんでもない努力、夢、そして孤独が描かれてた。
苦労に勝る成長材料はないのかしれない。
ぜひお会いしたいってか、会います!