- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344026513
作品紹介・あらすじ
一部の不心得者の問題ではない。学校だから起きる性犯罪の実態。10年以上にわたって取材を続けてきたジャーナリストによる執念のドキュメント。
感想・レビュー・書評
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結局さ、男性の支配欲?これは生来のものなのか文化なのか。支配に恍惚とするサガが様々な問題の元凶だよな。
凄くラッキーな事に私はそんな目に遭わないでここまで生き延びたけど、私も小学校で大好きな先生いたから、もしも君はトクベツ感出されて、コレが大人のヤリカタと言いくるめられたら抗えなかった自信がある。だから本当にたまたまラッキーな事に無事だったんだと思ってしまう。怖いな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
結論…なくならんよね…
こういう本読む人はそんな事せぇへんし…
まだまだ誰にも言えずに悩んでる人もめちゃくちゃおるんやろうな… -
読んでよかった。教師の不祥事が激増している(というより隠していた事件が明るみに出るようになった)のを見るにつけ、この本が大袈裟でもレアケースでもなく氷山の一角でしかないと確信する。
この本では教師からありえないようなわいせつ行為が行われた事例が紹介されていて、息ができないほどの憤りを感じる。
スクールセクハラは単なる一部の変態教師の問題ではない。それは著者のこの言葉でわかる。
以下抜粋。
教師から教え子へのわいせつ行為は「一部の不心得者」の問題ではなく、「学校の構造的な問題」だ。…わいせつ行為は人権侵害の典型だ。建前では「人間は平等」と教えながら、本音は「生徒より教師」「子供より大人」、そして「女より男」が上だと考える差別意識が多くの教師にあるから。その空気の中で「子供なんかどうにでもなる」と勘違いする教師が出てくるのではないか。
教師の持つ権力を考え直し、日本の教育全体を見直したい、という著者の意見に全面的に賛同する。今すぐになんとかしなければならない社会問題だ。 -
教師によるセクハラの話。特別な人だと周囲が思う、あるいは本人がそう思ってしまうような組織構造がある場所ではどこでも同じようなことが起きているように思う。加害者が悪いことは当然として、社会の問題としてみんなで考える必要がある。
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学校という外の世界から閉ざされ、学校の世界でしか生きてこなかった教師の社会性の欠如。原因はいろいろあるが、子どもを持つ親はこういう実態もあることを先ずは認識することが必要。
教師のわいせつ行為に対する曖昧な答えは保身と開き直りが錯綜していて幻滅。何故、教師になったのか… -
高校生の娘がいる私にはモヤモヤしながら...。色々な想いを起こさせる内容でかなり読んでいて疲れました。
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読み始めると先が気になって、まるまる一章読んでしまった。
教師がなぜそういう思考になるのか、本当に気持ちが悪いと思ってしまう。
文中に「教師は権力を持っていることを意識しなければならない」というようなことが書いてあった。
ほとんどが良かれと思ってやっている、無意識だから始末に負えない。
「自分はそんなことをするはずがない」と思っていても、「傍観者にならないために」研修を行う。
子どものいじめと同じだ、というのは納得できた。 -
わたしが学生時代も少しは聞いたことあるけど
こんな教師が本当にいるのかと、心の底からびっくり
一言、本当気持ち悪い。
子供相手に本気で恋心を抱くとか、、おえ。
ここまで男と女は違うのかーとも思っちゃった。