神様のコドモ

著者 :
  • 幻冬舎
2.45
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本棚登録 : 295
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344029071

感想・レビュー・書評

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  • ショートショートストーリー。
    主に神様のこどもが日本に係るが、死神や子分もたまに出る。
    人同士の話もある。

    結末展開を暗示させる終わり方は星新一さんと同じ。

  • 神様の留守をまかされている神様のこどもが暇潰しにブラックなことをする話。中途半端に終わる話が多くすっきりしない。

  • あまりのつまらなさにshock!星新一が恋しくなったw

  • ★☆☆☆☆
    うーん、ショートショートなんだけどピリっとした風味に欠けていると思う。
    それでも初めの方の数編はネット上でのよくできた小話くらいだったんだけど、、
    最後の文章で、ひっくりかえすような作りにしてくれたら面白くなりそうなお話もある。
    文章もデビュー作を考えたら、かなり読みやすくなっている。

    ・神さまのコドモ、ヒトに興味ないと言ってるわりには、下界の人間じみた倫理観で手出しをしている。
     もっと、理不尽でもよいのではないか。
    ・神さまのコドモが、実はネットユーザーだと考えるとなるほどと思う。
    ・読書経験の少ない子には新鮮なのか?でも、マンガやゲームのシナリオ、ネット上にもありそうな。。
    (まっきー)

  • え?ここで終わるの!?続きは!?という感じの作品が多かった。
    その後について、想像力を働かせるのが狙いなのかもしれないが、題材としては面白そうなストーリーばかりだったので、少し残念でした。

  • 少しブラックな短編。
    星新一のショートショートを狙っているのかもしれない。
    でもキレがない。時々不愉快になる。
    説明があいまいなので、読者に「どういうこと?」と考えさせることが多い。読後に謎が解けてスッキリすることもなく、爽快感がない。
    「短編に挑戦するぞ」と意気込んで書いたよう。

  • 神様がいない間、日本を見る神様のこども。

    連続短編なのか、すらも分からない短編。
    神様のこどもが語ってみたり、別の人だったり。
    これの続きはどうなるの? という話も。
    最後の最後は、こういう落ちだろう、という納得も。

    『肉』の話は、そっち!? という落ちでしたし
    『鬼ごっこ』や『鬼退治』はいつものような。
    『トン、トン、ツー』は、そのまま走って逃げたい。
    『連続女児誘拐殺人事件』の最後は因果応報?

    どれもこれも短いので読みやすいです。

  • 1話あたり3分前後で読み終われるショートショートの詰め合わせということで、活字が苦手なひとにも読みやすい1冊。カップラーメンの待ち時間にもオススメ。多様でエンターテインメント性の高いストーリーの中に潜む、温かさ切なさ、スリルと毒気。どこから読んでも楽しめます!(静内)

  • 軽く読めるストーリー。神様の子関係ない話も多い。

  • 山田悠介作品初小説でした。

    短編集だなぁーってだけの印象。
    そこからどーなるの?
    どーなるの?ってとこですべて終わってしまい、
    後半にこことここが繋がるのか?と期待してよんでいた前半でしたが、
    一向にその展開はなかったこと、
    最後にいったっては中途半端な感じが否めないちょっとガッカリな小説でした

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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