あぁ、だから一人はいやなんだ。

著者 : いとうあさこ

• 幻冬舎 (2017年6月19日発売)

感想・レビュー・書評

[エルさんの感想 · 2023年4月18日]

読みやすくて面白かった！なんだか読んでいるこちらもほっこりしちゃう。大好きなお酒飲んで美味しいものを食べまくって、汗をビッショビショにかきながら踊って、体を張って仕事をして、大久保家の家族旅行に参加して、パコ美に癒されて。飾らない人柄が文章から伝わってくる。応援したくなります、いとうあさこさん。

[sonica00さんの感想 · 2021年10月11日]

どうして私はこんなに彼女のことが好きなんだろう。
酒飲みで、わがままボディで、小心者で、恥ずかしがり屋。女芸人と仲良しで、共に過ごす時間を大切にしている。
光浦靖子さんの本と相通じるものを感じた。かっこ悪いのがかっこいい。生き様がそのまま芸になっている。
包容力と明るさと優しさと。影をきちんと受け止めているから、その分明るいところがまばゆいのだと思う。
南ちゃんの芸に品を感じた本木雅弘さんに共感。初めてあれを見た時の衝撃は忘れられない。恋に落ちたと言っても過言ではないくらい、この人好きだと思った。
一方で、浮気の反省を紙テープに書きつけて投げた奇行なところもあさこらしくてすごくいい。
ババア、が自虐に感じられず、ババアというかわいい存在と思えてくる、あさこというチャーミングな女性。お手本にしたい。
「ああ、だから一人はいやなんだ。…でも、不幸じゃないし、不安もない。」にも共感。
背表紙のパコ美、いいね！

[munyanyanさんの感想 · 2019年11月3日]

大爆笑はないけれどクスッと笑えるのが心地よい。
あさこさんは一人だけど一人じゃない。
私もそんな風に年を重ねたい。
とは言っても結婚の望みを捨てたわけではないのだけれど。

[オパールさんの感想 · 2017年10月16日]

いとうあさこさんとは同世代。
だから、なんとなくわかる事もいっぱい。

芸人さんってすっごく忙しいと思うのに、ちゃんと映画も行ったり、舞台も見たり（もちろん自分でも出演も）、
とにかく人生を一生懸命楽しんでる感じで、こっちまで元気貰える感じでした。

これからも応援してます！

[さきさんの感想 · 2022年9月12日]

何となく親しみを感じる人で、エッセイを出していることを知ったので、読んでみた。

WEBで連載していたエッセイをまとめたもの。

感想としては楽しそうに過ごしてるなあということ。もちろん楽しいことばかりじゃないだろうし、辛いことや傷つくこともあるだろうけど。
結婚してなくても、パートナーがいなくても、友人、仕事仲間、家族と仲が良くて、きちんと人間関係が築けているのだから、不安になったり寂しくなったりすることは少ないんだろうな。
お酒や食事を心から楽しんでいて羨ましい。私はこんなに飲めないし、食べられない。
いいなあという感想しか出てこないけど羨ましがってても仕方ないので、持っていないものを考えるより、持っているものを大事にしていこうと思う。

[ひとこさんの感想 · 2018年12月9日]

2018/12/7読了


いとうあさこさんのコラム　面白い！
女芸人というより、アラフォーの徒然日記のようで
旅行とか健康とかの独自は読みごたえがあります。
あと、毎回その時のお酒とおつまみを挙げてるのも。
それをつまみつつ、人生に思いをはせ


少女時代やかつての恋愛のことなんかを語る口調の甘酸っぱさもあって、なんだろう、知人の日記のような親近感も沸きました。芸人さんの書くコラムが面白い昨今、いろいろ読んでいきたい。

[YuKisanさんの感想 · 2018年9月22日]

芸人いとうあさこさんのコラムという名の“ババア吐き出し話”酒のツマミ多め。

読みやすくて面白かったし読後感がいい。文章に人柄が出てるというか、もう喋ってるのそのまま。この人の毒のない言葉選びと悲哀が少ない自虐が好き。

[よっぱらりさんの感想 · 2018年8月1日]

絶対この人の書く文章は読みやすくて面白いに違いないという直感に従って読んで良かった！
独り身をエンジョイするあさこさんの日常にニヤリと笑ったり、考えに感銘を受けたり、仲良すぎる大久保さんとのエピソードにほっこりしたりと素晴らしい内容。
ただ、ダイエット中には読んではいけない。
末尾に登場するお酒と肴がとてもとても美味しそうだから

[suomiさんの感想 · 2018年4月24日]

この方、間違いなくいい人だ。
本全体に自然とにじみ出ている。

いとうあさこさんや、その周りの方達のように、お酒がこれだけ強かったら、人生楽しいだろうなぁ。

[orangigieさんの感想 · 2018年2月17日]

本の内容から、TVで売れ出した当初のレオタード+リボンの格好をした彼女がにじみ出ているように感じる。若くはない年齢で、似合わないのにやっている滑稽さを知っていながらそれを背負って人前に出てくるという、等身大の自分をさらけ出す強さ、ですかね。
タイトルとは裏腹に1人が嫌だと思っている様子はないですね。友達がいて、仲間がいて、タレントとして仕事をしていて、それで満たされているんじゃないかと。
☆を少なめにしたのは、読まなくてもいいかなと思ったので。悪くはないですよ。

著者プロフィール

一九七〇年東京都生まれ、芸人。テレビ「ヒルナンデス！」「世界の果てまでイッテＱ！」「トークィーンズ」、ラジオ「ラジオのあさこ」「大竹まことゴールデンラジオ！」をはじめ、多数の番組にレギュラー出演中。

「2023年 『あぁ、だから一人はいやなんだ。３』 で使われていた紹介文から引用しています。」