恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 313
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344033184

感想・レビュー・書評

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  • バーテンダーがお客様の恋愛を聞く話。お酒、音楽が恋の雰囲気を想像させる。
    人に寄って色んな恋のカタチがあるんだなと考えさせられる。

  • これはノンフィクション?と途中で思いながら読み進めた恋愛小説。

    ショートショートゆえ、さらさらと読み進められます。

    舞台となるのは渋谷のバー、バーテンダー相手に話す老若男女の恋の物語。

    失恋、両想い、不倫、そこにはいくつもの恋愛模様がある。

    共感出来る物、刺さる話もあれば、いまいちピンと来ない物まで色々です。

    ただ私自身がバーへ行った事もなければ、文中に登場する音楽とお酒についての知識が全くなかったので、そこまでのめり込む事も出来ず読了。

    お酒と音楽が好きな方であればもっと胸に迫る物があるかも知れません。

  • バーにやってくる老若男女の、さまざな恋愛短編集。

    お酒と、来店する老若男女の恋愛話と、それに関連する音楽がうまいこと混じり合っていて、文章の構成がお洒落。
    独特の行間は、バーの静けさを感じさせているのかな。ほとんどが失恋話なのも、オチが少し美しすぎるのも、barという設定の雰囲気に合っているから読めました。

    作者の林伸次さんの本業は、バーのマスターなのだそうです

  • 何度も読みたくなる
    音楽とアルコール、季節、恋模様…自分の思い出に当ててみたり、想いに触れてみたり、心が穏やかな…片想いも心地良かったなぁ〜

  • お酒全然飲めないし、バー行ったことないけど
    すごい引きこまれた

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000053390  資料ID:0128817 請求番号:913.6/H48

  • 恋しすぎて
    読みたくなった。

    恋愛に季節があるかあ…

    今は春かな。
    夏は来ず、
    春のまま。

    私もバー行きたい

  • オチはない話。だけどなんかすごく切なくなった。戻れないんだなあ、過ぎた恋は。若い時の苦しい思い出って、嫌だったくせに変な懐かしさをもって締め付けてくる。夏の夜の夢。

  • この短編たちは、ほんとうにあった物語なのだろうか。

  • 行間がバーの静けさを表しているようで、ずっと中に入り込めた。世の中には色々な恋があるし、私の失恋なんかもよくある話なんだろうなあ、とふと思った。お酒と音楽に詳しければ、もっと楽しめるだろうなあ。禁酒法時代に作られたノンアルのカクテル(名前忘れた)、飲んでみたい。、

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著者プロフィール

林伸次(はやし・しんじ)
1969年生まれ。徳島県出身。渋谷のワインバー「bar bossa(バールボッサ)」店主。
レコファン(中古レコード店)で2年、バッカーナ&サバス東京(ブラジリアン・レストラン)で2年、フェアグランド(ショット・バー)で2年勤務を経た後、1997年渋谷にBAR BOSSAをオープンする。
2001年ネット上でBOSSA RECORDSをオープン。『ボサノヴァ』(アノニマスタジオ)に寄稿。選曲CD、CDライナー執筆多数。ソウルのボサノヴァ好き韓国人ジノンさんとの往復書簡ブログ「The Boy From Seoul & Tokyo」執筆中。
「カフェ&レストラン」(旭屋出版)で「扉のむこうがわ日記」を、クリエイターと読者をつなぐサイト cakesで連載中の「ワイングラスのむこう側」は累計アクセス数で歴代1位。著書に『バーのマスターはなぜネクタイをしているのか?』(DU BOOKS)、『ワイングラスの向こう側』(KADOKAWA)。

「2016年 『バーのマスターは、「おかわり」をすすめない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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