いま君に伝えたいお金の話

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344033597

感想・レビュー・書評

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  • 2021.3.27

    内容的には中学生くらい向けの本かな?
    お金の仕組みについて、具体的でわかりやすいので、最初に読むお金の本としては大人が読んでも良いと思う。

  • 中高生に読んで欲しいお金の教養の本。

    この本を読もうと思ったのは、投資家のお金に対する価値観がどのようなものかを知るためだ。最近本を読み出してから投資家としての生き方にすごく憧れている。そこで、日本の投資家がどれほどお金に対する価値観を備えているかを知るためにこの本を読んだ。

    この本では、
    お金は稼いで貯めて回して増やすのサイクルが一番大事と言っている。日本は、お金を稼いで貯めるの途中で終わってしまうため経済が滞っている人が増えている。海外では貯めたお金を回すのが常識なのに、日本は貯めることに終始している。
    著者はお金は寂しがりやで、お金を回すとお金がお金を呼ぶと書いている。投資における基本的な考え方そのものだと思う。投資は、相手にお金をあげるわけではなく相手を成長させてリターンを得る行為と思ってもいい。自己投資と叫ばれるダイエットなんかまさにそうだ。時間を投資して運動することで体重が減るというリターンを得る。株式や投資信託ではお金を投資して、会社を成長させて株主優待や配当金のリターンを長期的に得ることができる。そうやって複利の原理でお金を増やすことが金持ちへの近道。でも人は投資というリスクに踏み切れず、損をしない貯金をすることが皮肉にも経済の停滞を招いている。
    だからこそお金を貯めてから回して増やすという作業が我々日本人にいまいちばん必要な作業だと思う。

  • 中高生くらいの時にこういう本があったらよかったのになとも思うし、社会人になって働くようになったからこそ分かる部分もあるのかな、という感じもする本。全体を通して、「お金は稼いで貯めて、回して増やす」ということを色々噛み砕いてブレずに伝えている感じ。お金自体が汚い・悪ではないというスタンスで、お金に対してフラットに記述されてる印象。

  • お金についてわかりやすく書いている
    非常に素晴らしい本でした。
    お金についての理解を深めたい方に
    お勧めします。

  • お金を稼いで、貯めるだけでなく、目標に向かって貯める、循環させる、社会が豊かになる、お金何帰ってくる。
    投資、寄付を通じて自分、社会を豊かにする。
    まさに、自分の目指す世界かな?

  • 20210130-4

  • 分かりやすいような、、つまらないような、、

  • 印象に残った箇所

    「やりたいことをやるには、余分なお金があったほうがいい」
    「自分のために、自分の将来のために、自分が自由にできるお金がある。その事は、心身ともに健やかに生きていく上で大切です。」

    「お金に強くなるには、数字に強くなればいいともいえます。「物事を数字でとらえる」と言うことです。」

    「食事代当てゲーム」
    「期待値」
    「七並べ」

  • 割と自分と同じ考え方の人で読みやすかった。
    なぜその値段なのかを考え、その上で自分が支払う価値があると思えば無駄じゃない。他人と同じ価値観でお金を使っても幸福感には繋がらない。改めて気付かされた。
    自分や周りの大事な人のために、価値あるかたちでお金を使いたいと思った。
    あと、投資はしたほうがいいのねやっぱり。

  • お金とは?の基礎の基礎が学べる。
    子供のうちに出会いたかった。

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著者プロフィール

村上 世彰(ムラカミ ヨシアキ)
投資家・N/S投資部特別顧問
1959年大阪府生まれ。東京大学法学部卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。日本経済の持続的な成長のためにはコーポレート・ガバナンスの普及が重要であることを実感し、40歳を目前にファンド会社を設立。現在はシンガポールに拠点を移して投資を行う。また、日本の社会的課題の解決に寄付を通じて貢献したいという想いが募り、村上財団を創設。働く女性の労働・生活環境のサポート、未来の日本を創る中高生の金融教育や社会支援に積極的に取り組んでいる。

「2021年 『読んだら一生お金に困らない N/S高投資部の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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