キリングクラブ

著者 :
  • 幻冬舎
3.20
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本棚登録 : 146
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344034228

感想・レビュー・書評

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  • 最初から伏線がすごく分かりやすかったせいで、若干展開が読めちゃった感はあったかも。でも全体的に面白く読めたかな。「ダイナー」的な感じかと思ったけど、サイコパスなわりに結構社会に溶け込んでる感。

  • 6月-6。3.0点。
    成功したサイコパスのみが参加できる、高級クラブ「キリング・クラブ」。
    主人公は友人に誘われ、給仕のバイトに就く。

    クラブのメンバーが殺害され、番犬役の刑事と捜査することに。容疑者もキリングクラブが指定。

    テンポ良く読めるし、どんでん返しも有り。
    主人公の背景がイマイチ理解できず、感情が入らなかった。

  • 視聴率が微妙なドラマって感じ。
    ドラマ化したら中高生にウケるようストーリーだと思った。
    黒幕は途中から薄々分かる‥それは良いとして、それなら黒幕の事をもう少し知りたかった。
    そういう上辺感がドラマっぽいし中高生にはうけそうな印象を受けるところかな。

  • 主人公が働く「キリングクラブ」は、サイコパスが訪れる会員制クラブ。その会員が殺された。容疑者はキリングクラブの顧客3名。誰が殺したのか、その理由は?というミステリー。
    サイコパスという不思議な(一般的ではない)人物像がたくさん登場し、また、秘密裏に営業されているキリングクラブの存在が異質感を感じさせ、物語に引き寄せられた。
    自分的にはオチが少し見えてしまったんだけれど、楽しめた作品。

  • 謎の殺人事件が繰り返されるあたりまでは楽しく読めてスリルもあった。逆に真相がわかってからはちょっと微妙。この展開でどんでん返しをするにはあの結末しかなかったんだろうけど。他作品も気になる作家ではある。

  • 社会的に成功をおさめた”エリート”サイコパスだけが集まる社交場「キリングクラブ」。そこのメンバーが生きたまま偏桃体を切除されるという殺人が起きて…というストーリー。

    正直、個人的には期待外れだった。
    真相が二転三転するミステリーって書かれてたけど、中盤くらいには展開が読めるし犯人も「ああ、やっぱりね」という感じ。

    サイコパスの社交場が舞台だから、サイコパス同士の絡みとかもあるかと思ったら、そのあたりはうすーく触る程度。むしろサイコパスってこういう感じだよ!っていう人物紹介がストーリーの大半(だから、中盤ちょっとあきる)
    サイコパスってどんな人?って思って読むにはノンフィクションよりさくっと読めて良いかもしれない。

  • 社会的に成功したサイコパスたちの社交場キリングクラブ。
    そこで働くことになったフリーライターの主人公は、クラブメンバーが被害者となった連続殺人事件の捜査にかかわっていく。
    サイコパスものって最近多いけれど、登場人物に感情移入しにくいのが難。

  • 人口の1%は存在すると言われるサイコパス。
    そのサイコパスの中でもトップの1%が在籍する秘密の社交クラブがあった。
    そのクラブ「キリングクラブ」に集まるサイコパスは、一言で言うと社会的成功者。
    医者、ジャーナリスト、弁護士、起業家。
    きらびやかな社会的実績とは裏腹に、刺激と自己利益のためなら人を人とも思わぬ内面の持ち主だった。
    ある日、キリングクラブでウェイターのアルバイトをすることになった藍子。
    はじめは時給の高さに目が眩んでの腰掛けバイトだったが、そこに集まる人達が社会的に成功したサイコパスであることを知り、俄然興味を抱く。
    そして、事件は起きる。
    「キリングクラブ」の客であるジャーナリストの青柳が何者かに惨殺された。
    しかも、その死体は開頭され、扁桃体が抜き出されていたという。
    サイコパスは扁桃体に特徴があると言われており、犯人は「キリングクラブ」を狙った可能性も考えられる。
    「キリングクラブ」を守る番人・辻町と共に事件を調べ始めた藍子だが……。
    (アマゾンより引用)

    犯人は途中から想像ついたけど、結局、藍子さんはどうなったんだっけ?
    殺された?

  • 記録

  • サイコパスばかりが集まる秘密クラブ。
    そのメンバーが次々と殺されていき犯人は・・なお話。

    全体的にサイコパス感に欠ける。
    あと文中にサイコパスサイコパスやかましい。
    人物像も深み凄みがない。

    話の展開もほぼ読めて結果想像どうりでした。

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著者プロフィール

1985年神奈川県生まれ。25歳のときに書いた『グレイメン』で2011年に国際的小説アワードの「ゴールデン・エレファント賞」第2回大賞を受賞。’12年に同作品が日米韓で刊行となり、26歳で作家デビューを果たす。『エウレカの確率 経済学捜査員 伏見真守』は、経済学を絡めた斬新な警察小説として人気を博した。また’18年に『60(ロクジユウ) 誤判対策室』がドラマ化され、『20(ニジュウ) 誤判対策室』はそれに続く作品。その他の著書に『小鳥冬馬の心像』『法廷外弁護士・相楽圭 はじまりはモヒートで』『ため息に溺れる』『キリングクラブ』『第三者隠蔽機関』『本と踊れば恋をする』『この色を閉じ込める』『断罪 悪は夏の底に』『いたずらにモテる刑事の捜査報告書』『私はたゆたい、私はしずむ』『闇の余白』など。現在は医療系企業に勤めながら、執筆活動に励む。

「2022年 『ゾンビ3.0』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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