女は、髪と、生きていく

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344035416

感想・レビュー・書評

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  • 髪には、人生を変える
    力があると言います。

    髪の力で自分の印象を
    コントロールすること。

    それは、須らく人生を
    コントロールすること
    に繋がってると。

    人を見かけで判断する
    なんてどうなの?って
    言わんばかりの諸兄も、

    見た目から受けた印象
    で相手への接しかたは
    変わるはずです。

    一方で人の願望は矛盾
    だらけ。

    カッコイイも可愛いも
    叶えたい。

    色っぽくしたいけれど
    ピュアな感じも欲しい。

    つまり欲ばりなんです
    よね。

    著者は平野啓一郎さん
    の『分人主義』を引用
    してそれは自然なこと
    と説きます。

    職場の自分、夫や妻と
    いる自分、子供といる
    自分・・・

    接してる相手によって
    全部違う自分、つまり
    分人になると説くのが
    分人主義。

    その中で育てたい分人
    のキャラを後押しする
    髪型を選びましょうと。

    それは、自己肯定感を
    獲得する近道でもある
    と説きます。

  • ☆以前「女の運命は髪で変わる」を読んで。

    《本当になりたい自分ワーク》
    その髪型にしたら、どんな雰囲気になれますか。
    1 さわやか
    2 ねちねちしていなさそう
    3 明るい
    4 笑顔がかわいらしい
    5 いやし
    6 会いたくなる
    7 元気

    ①こんな言葉で掲揚される(褒められる)自分になりたい。
    1 しなやかだね
    2 すてきだね
    3 気遣いができるね
    4 視野が広いね
    5 優しいね
    6 キレイだね
    7 仕事も家庭も両立していてかっこいいね
    8 できるなあ
    9 分かりやすい
    10 一緒にいたい
    11 会いたくなる
    12 いつも笑顔だね
    13 深いね
    14 思わず話したくなる
    15 頼りがいがある
    16 美しい
    17 字がキレイ
    18 安心感がある
    19 安定感がある
    20 仕事できる
    21 かっこいい
    22 知的
    →キーワード 知的・安心感

    ②選んだ理由
    1 一緒に空間を共有する人に「きて良かった」とか「一緒にいてよかった」と思ってもらいたいから。

    2 また「明日も会いたい」と思ってもらえることが、よい仕事のための第一歩になるから。

    3 わかる、できる、を実感してもらいたいから。

    ☆このワークもよかったのだけど、作者の最後の話も良かった。

  • 外見と自己イメージを合わせていく、というところでなるほどと思った。

  • なりたい自分になるために髪を使う方法が書かれた本。
    美容院でのオーダーの仕方が参考になった。
    髪をもっと大事に考えたいと思わされる。

  • どんな髪型が、どんな印象を与えるか意外と知らなかったので勉強になります。
    髪型を通して、なりたい自分を考えてみたくなりました。

  • 美容院に行く前に、そうでなくても定期的に読み返したいと思った本。

  • 最終章に心を掴まれる内容があって、1冊目に続き髪を大切にしていつも好きな自分でいられる自信を持っていようと感じた。
    髪はヘアドネーションのために伸ばしているので、これから前髪カットに行ってきます笑

  • タイトルの通り、髪と生き方はかなりリンクしてるハズ。
    『似合っているのに気に入らない』問題はナルホド心の問題か、と納得。次に美容院に行くのが楽しみになる一冊。
    女に限らず、『男も、髪と、生きていく』

  • 色んな髪型の良さが分かる本。本書は、どんな自分でありたいかを表現する髪型をすることで、人生が好転していくということと、どのような髪型にすると良いかのヒントを教えてくれる。ロングにはロング、ショートにはショート、ミディアムにはミディアム、ストレートにはストレート、ウェーブにはウェーブの良さがあって、心に似合っていればどれを選択しても美しくなれる。ただ私自身は今、肝心の「どのような自分でありたいか」という軸を見失ってしまった。やはり、そこを解決できないと「心に似合う髪型」に辿り着けないと学べた。

  • 熱量をこめて書かれていて、すぐ美容院に行きたくなりました。
    特に、ヘアカットで整えてもらう事を、花の切り戻しに例えているところが、心にしっくりきました。

    切り花を飾っていると、茎の下の方がいたんで、ふやけて、水を吸わなくなってくる。それを切り戻してあげると、きれいな茎の断面から水をすいあげて、また花に精気が戻り咲いてくれる。

    髪だったら、切った毛先が整って、綺麗に見える。
    (花がまたいきいき咲くように、毛先から運気みたいなものも水のようにすくいあげているかもしれません)

    人生でつらい事があり、もし消えたくなった時に、どうか美容院に行ってみてほしい、その想いもエピソードと共に心に伝わってきました。

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著者プロフィール

佐藤友美(さとゆみ)
1976 年北海道知床半島生まれ。お茶の水女子大学文教育学部国文科卒業後、テレビ制作会社勤務を経て、2001 年より、ファッション誌のヘアページを手掛けるライター・エディターとして活動。2014 年からは、ビジネス、自己啓発、ファッション、健康、美容、法律など、幅広いジャンルの書籍を手掛けるライターとしても活躍の幅を拡げており、年間10 冊以上の構成に携わっている。また、長年ファッション誌のヘアページを担当してきた経験を生かし、年間60 〜80 本の講演活動や、美容専門誌での執筆、サロンのブランドマネジメント、美容メーカーの商品開発などに携わる。美容業界に向けた著作に『集客につながるフォトシュートレッスン』(髪書房)など。髪の大切さを一般読者にわかりやすく伝えた近著『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)はベストセラーとなり、テレビ、雑誌など各メディアで注目を集めている。

「2017年 『道を継ぐ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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