プロ野球激闘史

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 24
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344036215

作品紹介・あらすじ

【目次】
第1章 私を叱り、育ててくれた巨人軍
●長嶋茂雄 私を引退に追い込んだホームスチール事件
●王貞治 世界のホームラン王を育てた2人の師匠
●川上哲治 現役時代からの確執と感謝 ほか

第2章 達人たちの神業――投手編
●杉下茂 絶対ストライクゾーンに投げなかった「元祖フォークボール」
●稲尾和久 巨人の伝統と誇りを粉砕した鉄腕
●金田正一 巨人ナインが“金田天皇”を認めた理由 ほか

第3章 達人たちの神業――野手編
●吉田義男 なにかと私と比較された、阪神の牛若丸
●張本勲 正論を貫き続ける、日本球界一筋の安打製造機
●落合博満 もう一度監督として革命を起こせ

第4章 西武監督時代――意識革命の主役たち
●江夏豊 プッシュバントで攻略した天敵
●秋山幸二 日本刀の特訓で40HR、93打点の大爆発
●工藤公康 ドラフト会議の席で指名を決めた「坊や」 ほか

第5章 ヤクルト監督時代――“万年Bクラス”大化けの原動力
●若松勉 「缶ビール事件」で生まれ変わった小さな大打者
●チャーリー・マニエル 「二度とお前を使わない」で奮起した赤鬼
●森昌彦 選手を育てられなかった名参謀 ほか

第6章 新時代の達人候補たち
●佐々木朗希 163キロの怪物は“大谷二世”になれるか
●阿部慎之助 指導者として巨人野球を厳しく教える
●大谷翔平 二刀流復活を阻むケガ体質と肉体改造 ほか

感想・レビュー・書評

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  • この人や「喝!」の人が、
    「頑固」「老害」だと言われながら、
    テレビ出演や本の出版が続いているのは、
    やっばり、求めているんでしょうね。
    何というか
    「本質」のようなモノを持っている人の
    御意見をね。

  • なんだかんだ言ってこの人の見方は、人を納得させるものがあるように思う。西武監督時代に、藤田巨人とのシリーズで、先に王手をかけた巨人が、第六戦の終盤に中畑清の右中間への長打で好投杉本を逆転し、ムード的にこのまま巨人がシリーズを制するのだろうと、テレビで見ていたら、ベンチの広岡監督はまだ余裕ある表情をしていて、カラ元気かなと思っていたら、その後追いつき、延長で江川が金森にサヨナラヒットを打たれ、次の七戦も西本がテリーに打たれて、いや、大田だったかな?まぁいずれにしろ西武が優勝したシリーズをいつまで経っても覚えてるんだよな。もう、36年くらい前の話だ。

    でも、森と仲違いというか、森が勝手に離れていったのかわからないが、そういうことになっていたとはな。

    やっぱりプロ野球は一人一人、個人事業主だからな、それもかなりクセが強いしな。無理して仲良くする必要はない


    2024/03/18 12:21再読
    読んでないと思ってまた借りて、全部読んだのに一回読んだの思い出さなかった…
    内容は面白いんだけど。そして読後の感想も前回とほぼ変わらない。
    今や広岡さんもおん年90代だから、流石に現場復帰はないだろうけれど、こういうことを考え、体験してきた人がいなくなってしまったら、そして継承している人がいなければ、日本のプロ野球界はどうなってしまうんだろう。
    やっぱり、まずは落合、早く帰ってきてくれ!

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著者プロフィール

1932 年、広島県呉市生まれ。早稲田大学教育学部卒業。学生野球全盛時代に早大の名ショートとして活躍。54 年、巨人に入団。1 年目から正遊撃手を務め、打率. 314で新人王とベストナインに輝いた。引退後は評論家活動を経て、広島とヤクルトでコーチを務めた。監督としてヤクルトと西武で日本シリーズに優勝し、セ・パ両リーグで日本一を達成。指導者としての手腕が高く評価された。92 年、野球殿堂入り。『動じない。』(王貞治氏・藤平信一氏との共著)、『巨人への遺言』『中村天風 悲運に心悩ますな』『日本野球よ、それは間違っている!』『言わなきゃいけないプロ野球の大問題』(以上、幻冬舎)など著書多数。

「2020年 『プロ野球激闘史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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