心が震えるか、否か。

著者 :
制作 : ミムラ ユウスケ 
  • 幻冬舎
4.16
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本棚登録 : 124
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344037229

作品紹介・あらすじ

日本代表で長年、背番号10を背負い、欧州のビッグクラブで
11年弱、闘い続けてきた。欧州の主要リーグで3連覇するなど
実績は日本人選手ナンバー1だ。底知れぬ重圧にさらされ、
迷い悩んだときに香川真司が大切にしてきた心の指針とは。
香川真司の、最初で最後の著作となる。

■内容紹介■
「脚光を浴びる一方で、数多くの失敗をしてきた。それに後悔もたくさんある。
紆余曲折の中で僕が何を考え、もがいてきたか、を記すことで
アスリートのみならず、多くの人の糧になることを願っている」(香川真司)     

香川真司が日本を代表するサッカー選手になれたのは、小6の時の決断が大きかった。
生まれ育った関西から、縁もゆかりもない仙台へと引っ越したのだ。
小6のときに仙台の街クラブで経験した練習が忘れられず、
「僕もこのチームでプレイしたい!」、そう考え、祖母と二人暮らしを始めた。
そこでサッカーに没頭。やがて、頭角をあらわし、セレッソ大阪に加入。
そして、2010年に海外移籍をはたす。ドルトムントで欧州を席巻し、
名門マンチェスター・ユナイテッドに移籍するなど欧州で10年以上、踏ん張ってきた。
その間、多くのことを経験してきた香川が、栄光、挫折、苦悩、重圧を赤裸々に明かす。

1章 @SENDAI 13歳で縁もゆかりもない街へ。     
2章 @OSAKA 恩人たちとの出会い 
3章 @DORTMUND 熱狂を巻きおこす 
4章 @MANCHESTER 期待と重圧、そして挫折 
5章 @DORTMUND 原点に立ち返る 
6章 @RUSSIA ロシアW杯ドキュメント 
7章 @ISTANBUL 測りきれなかった、想いの強さ 
8章 @ZARAGOZA→@THESSALONIKI 信念を貫く

感想・レビュー・書評

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  • 【冬の4冊目】
    サッカー選手の中でもかなり好きな香川選手の一冊。取材も本人の言葉も濃厚で、題名だけではない読み応えがありました。
    二度目のドルトムント復帰からの苦悩は、これからの若い選手の財産になるし、壁に当たってる人に響きそうです。
    読んで良かった!

  • ★4.5(4.17)2021年4月発行。19歳でA代表に選ばれ21歳でセレッソからドルトムントへ。そこでシャルケとのダービーで活躍した香川は一躍ドルトムントで愛される存在に。その年の独リーグで9年振りの優勝。21歳で絶頂期を迎えた香川は、翌年怪我で苦しむも優勝という実績を引っ提げマンUへ。ここまでは順風満帆だったが、その後怪我で苦しみ古巣のドルトムント、そしてレンタルでトルコ、その後憧れのスペインは2部のサラゴサへ。そして現在ギリシャとこれまでのサッカー人生を心の動きとともに記録。今後の活躍に期待したい。

  • 香川真司のサッカーへの考え方がよく分かるだけでなく、その向き合い方は僕が仕事をする上でも非常に役立ちそう。 

  • 仕事のために何ができるか、何をするかということはプロとして、社会人として意識して行いたいなと感じた。
    普段の生活から自分を成長させること、自己投資は必要だと再認識

  • 香川選手のファンだった訳ではないですが、サッカー観戦を楽しみ、海外挑戦するサッカー選手たちを応援するいちサッカーファンです。

    欧州に渡り功績をあげた選手の成功と苦労を知る事ができる貴重な本でした。

    怪我や移籍先で思うように行かなく苦しんでも、夢を諦めずチャンスを自ら掴みにいく姿勢を感じました。

    今も現役の香川選手がこれからも活躍されるよう応援したいと思います。

  • 香川選手の歩みを書いた本。香川選手がどのようにして成長していったのか、何を考えてプレーしているのか。俳優の小栗旬さんとのエピソードなどもまじえた一冊である。心が震えるか、否かというワードは移籍をする上で重要なワードとなる。サッカーをしている人、香川選手のファンにはオススメ本である。

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著者プロフィール

1989年3月17日生まれ。兵庫県出身。中学入学と同時に宮城県へサッカー留学し、FCバルセロナのジュニアユースに所属。高校2年生でセレッソ大阪に加入し、J2得点王に輝くなどクラブのJ1昇格の原動力となる。。2010年にドイツのボルシア・ドルトムントに移籍すると中心選手として、9期ぶりのブンデスリーガ制覇やクラブ史上初となる国内2冠に大きく貢献。2012年にイングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドに移籍してリーグ優勝を経験。その後、ドルトムント、トルコ・ベシクタシュJK、スペインのレアル・サラゴサで活躍する。日本代表には平成生まれの選手として初めて選出され、背番号10を背負い、2014年ブラジルW杯、2018年ロシアW杯に出場。

「2021年 『心が震えるか、否か。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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