料理に対する「ねばならない」を捨てたら、うつの自分を受け入れられた。
- 幻冬舎 (2021年4月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344037816
作品紹介・あらすじ
36歳、うつ発症。
料理ができなくなった
食文化のジャーナリストが
発見した22のこと。
家庭料理とは何か。
食べるとは何かを見つめた
実体験ノンフィクション。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
うつとともに生きる作者の、これまでの葛藤がありのままに書かれていて、非常に興味深く読んだ。旦那さまの支えと、夫婦で地に足をつけて、日々を過ごしているところが素晴らしいと思った。
-
うつ病という病気を抱え一進一退を繰り返しながらも少しづつ快方に向かう毎日を綴った本。私はこの本を料理の棚で見つけたのだが、料理の本というよりエッセイ色がずいぶんと強い。しみじみと、周りの人の理解や環境が、うつという病気を治すには大事なのか思い知った1冊となった。
-
国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→
https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11495618 -
先日読んだ『ラクしておいしい 令和のごはん革命』の著者、阿古真理さんがご自身のうつ体験(現在も治療継続中)をまとめた1冊。
症状も回復のプロセスも人それぞれ。これを闘病中の人が参考にするのはむずかしいかも(著者はうつがひどかった時も、食欲がなくなった経験なし)。
うつという、ちょっと馬力の落ちた状態で見た料理を続けること、ワークライフバランス、男女の役割分担などが興味深い。人生がうまくいってない時にどう切り抜けるか、どう助け合うのかが参考になります。
それにしても、一番ひどい状態は脱していたとは言え、薬を飲みながらあの大作を書き上げた阿古さんはすごい。 -
思ったよりつまらなかった。
うつの私から見て特に得るものがなかった。
鬱のとき食欲全くないからな〜