- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344040908
感想・レビュー・書評
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愛し方を模索するから恋愛小説
この物語の中心には 3人の恋人と高校生の娘と暮らす女性がいる
彼女は絵を描くことを仕事としており その仕事への情熱のためにも恋愛を続ける
その彼女の恋愛観を羨ましくも 相容れなくなった夫との結婚生活を続ける友人
危うさを持つ恋愛を始めた 高校生の娘
それぞれの恋愛の行方を悩み、語り、問う
母親の恋愛は「過ち」であるかもしれないが、
自分の気持ちに「正直」であり
この小説の言葉を借りるなら、自分の目盛で生きている
その自然な様子が、時には周囲を惑わし巻き込む
彼女との恋愛に苦しむ恋人もいる
夫との関係に苦しんだ友人は、望む恋に向かう
娘の恋の危うさは、大人達が手を差し伸べる
自分に正直になれる生活
価値観を共有できる恋愛
そんなところに帰着しそうです -
高校生になった千夏には友だちには言えないことがあった。
…というよりも中学のときには友人と呼べる仲の良い子はいなかった。
自分の家には、父親はおらず母親には3人の恋人がいてその彼らと一緒に住んでいる。
美容オタクでバイセクシャルの亜夫、イタリアンシェフの到、そして最近一緒に住むようになった大学院生の氷雨。
千夏は彼らと仲も良いのだが、一緒に暮らす彼らのことは誰にも言えずにいた。
千夏に彼ができたのだが、次第にその彼の束縛と強制に息苦しさを感じていた。
その頃、千夏の母・伊麻の高校時代の友人・絹香は夫との関係にうんざりしていて、伊麻の気取りのない自然な考え方や恋愛に同じ娘を持つものとして、驚きを感じながらも否定する気持ちはなかった。
「会いたい人に会わないで、なんのための人生」
そう…これなのかもしれない。
無理して、気持ちに嘘をついて生きるよりも正直に生きるのが良い。
伊麻の家庭をなんと呼ぶのか?よりも形に捉われずにみんなが良いと思えるのならそれが一番だと思った。
激しいとか、重いとか、の感情はないけれど心を仄かに揺さぶられたような気がした。
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様々な愛の形が描かれる。
高校生の娘・千夏と、三人の恋人と共に五人で一つ屋根の下で暮らすポリアモリーの伊麻。
束縛彼氏に不快感を感じながらも、交際を断ち切れない千夏。
伊麻の友人で主婦の絹香は、浮気+モラハラ夫との結婚生活に嫌気が差している。
多様性の時代、誰がどんな愛の形を選択しようと本人達の自由だと思うけれど、自分に置き換えるとどれも違和感しか感じなかった。
相互に等しい愛情があれば良いが、相手が束縛と感じその恋愛に苦痛を感じた時点で愛情の天秤は激しく傾いてしまう。
楽しいだけじゃない。
愛って本当にままならない。 -
テレビのコメンテーターの発言が薄っぺらい感じがするのは、物差しが、コメンテーター自身のものではないからなのか。
自分自身の物差しで喋るようにしようっと。
話し相手が、他者の違いを許容する人でありますように。
そういう人に囲まれている人生は幸せだよね
年上のおじ様キラーなのね⟡.·*.
もう一度のトキメキあったらもうちょい若返るかな
( *´艸`)笑
年上のおじ様キラーなのね⟡.·*.
もう一度のトキメキあったらもうちょい若返るかな
( *´艸`)笑
いや 若い子と働くと気を使うから 若返るね
若い男子って案外優しいでしょ
優しくされ慣れてないから 汚いおばさんにならない...
いや 若い子と働くと気を使うから 若返るね
若い男子って案外優しいでしょ
優しくされ慣れてないから 汚いおばさんにならないようにだけは気をつけたりする
もうそれさえ面倒で この前久しぶりでおそらくは最後だろうと思う仕事を断った
3日悩んだけど