- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344400214
感想・レビュー・書評
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軽すぎる…
赤川次郎さんの作品は読みやすくて好きだけど、物足りなかった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
たくさんのマスコミに囲まれて堂々と教師と向き合って話す歩美は本当にカッコいい。
詳しい理由もわからず、ただ川中歩美として生活することを受け入れた当初とはどこか違う歩美がそこにはいた。
無条件に愛されるとはどういうことか。
友だちとはどんな存在なのか。
そして信じ、信じられることの大切さを知った歩美は大きく変わっていく。
歩美の変化は、行動や言葉になって表れていく。
自分を信じてくれる人がいる。
たった一人でも自分をきちんと見てくれる人がいたら、人はまっすぐに生きていけるのかもしれない。
きっかけさえあれば、何か大切なことに気づくことさえ出来れば、人は成長し変わっていけるのだろう。
歩美がした決断は中途半端な決意では出来ないことだ。
それだけの覚悟があってしたことなのだから後悔はないとは思う。
この先、歩美にはどんな未来が待っているのかはわからない。
でも、確かに自分が感じた大切なものを忘れずに生きていってほしいと思った。
わずかな時間だったけれど幸せだったときを、今度は与えられるのではなく自分で作り上げてほしいと。
赤川さんの物語はいつも読みやすい。
そして、読み終わったあとに嫌な思いが残ることはない。
どこかさわやかであたたかさの残る赤川さんの物語は、いつも優しい気持ちにさせてくれる。 -
主人公のキャラクターが、赤川作品によく出てくる勝気でしっかりした少女でとても良い。救いのある話で良かった。
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主な登場人物ほぼ全ての人柄に惹かれた。
最後のページを読むまでどうやってこの本は締めくくれらるのかな~とワクワク感があった。
ちづるさん、素敵! -
タイトル買いです。かなりおすすめします。何度も読み返しました。
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これは大好き
重いほど悲しくて
いつか終わってしまう
いつか終わってしまう
と思うと涙が出た。 -
歩美の兄がどうしようもねえ
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眠れない夜に一気に読みきった本です。
最後説明じみているところもあったけど好きな本です。