FIREFLY (幻冬舎文庫 さ 1-16)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 214
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (139ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344400436

感想・レビュー・書評

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  •  蜷川実花さんとのコラボ……なんだと思う。
     この人の本は、基本的にこの人が挿絵。

     嫌いじゃない写真です。うまいとか、へた、とかそういう技術的なことはよくわかんないけど。
     この人の作るものの特徴は、色が鮮やか……ってことかなぁー? と、個人的には思ってる。

     南国ばりの華やかな色使いなんだけど。
     ベースの色が、何となくそこまで濃くなくて、うっすらと悲しげだから。
     そこまで、けばけばしくもない……というよりも、攻撃的な感じは薄いかな……。

     んで。
     話は。

     毎日、男をとっかえひっかえして、自分の眠っている家に連れ込んでくる母親と、その相手を殺してしまった女の子の話。
     まぁ、殺したのは、自分も狙われそうになったから……だったんだけどね。

     こういうの好きなんです。
     どうしようもないような境遇にいた主人公が、自分の身を守る為に、本当はとってはいけない手段をとって。
     そこから、刹那的に生きる話。

     というよりも。
     こんな話が書きたかった……ってやつなんだよね。
     書けないけれども。

     切なくなって、ぎゅっとなる。
     こんなテイストの本はいっぱい読みたい。

     きっと、そこにいるのはもう一人の私なんだ。

     でも、これが純文学だったとしたら。
     純文学って、赤裸裸なんですね……

  • 何で春霞を好きになっちゃうのか理解できなかったし、亜流感漂ってて退屈した。

  • (メモ:高等部2年のときに読了。)

  • 写真に目を引かれる。

  • 写真と文章と、魅了される。

  • 蜷川さんの写真が所々にちりばめられていて、
    詩集みたいな感じでさっくり読めてしまいます。
    桜井さんと蜷川さんの息がピッタリ合った作品。
    頭をがつーんと殴られて、じーんと痺れるような話。
    やるせない。


  • 正直、お話はそんなに好きじゃないんだよね。

    だけど、「FIREFRY」ってタイトルと
    それから最後の1ページの写真がスキなの。

  • 空気感は好き。内容は無い。

  • 謎の多い桜井さん。自分はそんな彼女に引き寄せられたひとりです。彼女の感性・世界観と理系・詩的な表現がとても気に入っています。蜷川さんの写真ととてもマッチしてます。人によっては嫌悪感を抱くかも…。

  • 蜷川実花の写真意外、何の価値もない。

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