容姿の時代 (幻冬舎文庫 さ 7-4)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 251
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344405059

感想・レビュー・書評

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  • 酒井順子さんの著書は、10年ほど前に流行った「負け犬の遠吠え」を読んだが、「あるある」と妙に納得したのを覚えている。当時いわゆる負け犬だった。
    彼女の洞察というか、表現しづらいものを言葉にする能力は並外れていると思う。特に女性には普遍的な考え方が見事に、ときには恥ずかしくなるほど赤裸々に書き表されている。
    ただ、本全体の面白さという意味ではあまり後に印象が残らなかった。

  • 令和の現代として、内容が今とそぐわない(言語化しない)ことも多く書かれていますが、人として思う事や感性などは、そう変わらないので、楽しく読めました。そして、洞察力の鋭さと、酒井順子ファンとして、やはり文才にウナリ、私は【書く】ことで生きられないなぁと、改めて思い知るのでした。

  • ん~…面白いには面白いんですけれども、読んでて苦しくなるというか…ここまで気にしなければなりませんかねぇ!?

    といった感じですかね…まあ、女性が化粧とかに多大なる労力を費やしているのは分かりました。そして、男に生まれてよかった…とも思いましたかね。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、男でも身だしなみとか気にしなければいけないんでしょうけれども、男は多少ダサくても大目に見てもらえるというか…まあ女性の視線とか気にしなければ別段、普通に生きていけるもんなぁ…まあ、そういうのが世間ではオタクとか言われちゃうわけですが。

    まあ、言われてもええしね、僕は…などと思いながら読了しました。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    およそ10年前に書かれた本ですから、多少古臭さは感じますけれども、果たして今の世は10年前と比べて著者の言う「センス至上主義」な感じになっているのかどうか…いや、なっているのは当たり前でしょうけれども、それが強まっているのかどうか…そこが問題だっ!

    と思いつつも僕なんかは割かし容姿の時代? とか言われてもフーン…って感じでこの先も生きていくと思います。さよなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 酒井さんは肌色ストッキングの話が好きですね(笑)
    私も履かない派なので(OLさん的な格好は全くしない)
    そういうのをすんなり履けるような人たちに対しては
    何かしらの羨望というか嫉妬のようなものを感じる気持ちは
    分からなくもないですね。

    同じような立ち位置だと、思考も似てくるのかも…??

  • おもしろい。

  • 「肉色ストッキング」「センスバブル」などなど、お!と思うフレーズがちょいちょい出て来て面白い。ちょっと理屈っぽいけど、的確。

  • 9/2読了

  • 30代 老化業界におていは新人。
    低身長 老化する面積が通常の成人よりも少ないので、歳をとっても年齢不詳
    化粧 化粧品に莫大な資本を投入し、メイクに没頭する女性
       艶の出るリップグロスは唇が薄い人だけ。

  • 2008/10/13

  • 正直に言う。
    美人に生まれたかった。
    街を歩いたら誰もが振り返り
    タレント事務所からはスカウトが
    ひきもきらないほどの美人に。
    たとえそのせいでストーカーに悩まされようが
    最悪殺されようが、美人のみが味わえる得、
    というやつを体感してみたかった。
    絶対に美人は得だ。
    断言する。

著者プロフィール

エッセイスト

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

酒井順子の作品

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