ダメ犬グー11年+108日の物語 (幻冬舎文庫 犬 11-1)

  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344408418

感想・レビュー・書評

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  •  どんなに個人的な話であろうとも、文庫本のウラスジに「愛犬とともに過ごした幸せな日常、涙の別れまでを描く、感動のイラストエッセイ」と書かれては、読まずにはいられません。
     20年前の刊行ですが、全く古さは感じられず、愛犬への愛情あふれる交流の様子に共感しながら癒されました。
     各ページとも、ほのぼのとしたイラストと短文で、どこからでも、いつでもどこでも読めます。
     犬は人間よりもはるかに寿命が短く、7歳位がシニアの始まりとも言われます。病気のこと、介護のこと等も含め、愛嬌を振り撒いてくれる愛犬と暮らしたことがある人ほど、刺さると思います。
     我が愛犬の在りし日の姿を想起しながら、温かい気持ちになる一冊でした。

  • かわいい、ちっちゃなイラストとグーとの日常を綴った詩?
    紙の色も薄いイエローで素敵だし、ページの隅っこにはグーのパラパラまんが付き、ページの数字横の肉球もわんこ好きにはたまらない

    我が家も2頭の愛すべきわんこがいる
    だからこの本に出てくる著者とグーとのいろんなふれあいが、
    「 そう、そう」「ある、ある」と共感できることばかり
    そして、必ずやってくる愛犬との別れ
    分かってはいても、切ない、悲しい、辛い、辛い

    そして、最後に著者の詩が一編

    たいせつなもの
    ぼくを見る目。いろんな声。ちょっとしたしぐさ。
    消えてしまったいのちを思うとき、
    まっ先に浮かんでくるのは、
    あの日、何気なくながめていたひとつひとつ。
    そのいとおしいひとつひとつが教えてくれる。
    そこにあって当たり前のものなんてないということを。

    とくに変わったことのない『ふつうの日』も。
    まるで、ずっと昔からそこにすわっているような
    『いつもの人』も。
    幸せは見落としてしまいそうなくらい、
    ありふれた色をしている。
    それにちゃんと気づいていけたらな、って思う。
    たいせつなものをなくしてしまうたびに、
    心から、そう思う。

    だんだん老いていく2頭の愛犬だが、限りある日々を一日一日
    大切にしていきたいと思う



  • あまりに文字が少ないのですぐに読み終わります。疲れているときとかにはいいかもしれないです。

  • あるあるあるある!
    と、自分の愛犬たちに重ねて読んでしまう。
    微笑ましく可愛くて、そして切なく涙する。
    何度も読み返してしまう。
    オススメの1冊です。

  • みんな、自分ちのコはトクベツだと思ってるんだなぁ。
    ウチのコも、トクベツです。
    最期の時は…やっぱり悲しいし
    心に穴が空いたみたいに寂しいけど、
    このコたちがくれる宝物は、本当に本当に
    素晴らしくて、かけがえがありません。

  • グーの一生を書かれた一冊。
    楽しいことも辛いことも一緒に過ごした11年と108日。
    グーは決してダメ犬なんかじゃないんです。

    やっぱり最後は悲しくて涙が止まらないけど、それ以上の温もりをくれた一冊です。

  • 著者とダメ犬グーの物語。
    泣けます。

  • ボロ泣きしました。いきもの系はズルイです。
    寝て起きたら家のだめ犬に本の表紙をビリビリにされていた。

  • ダメ犬グーと僕の話。
    ほのぼのとした気持ちで読みました。最後はちょっと泣いちゃって私まで悲しくなってしまうような、それほどグーを家族として大好きなんだという気持ちが伝わってきたんだと思います。グーにしろ、他の家族にしろ、わかれるのはつらいけど、もしその瞬間がくるのならその時はできれば側にいたいな。

  • もうとにかく泣ける。
    ほのぼのした挿絵がいい。
    犬飼ったことないけど、気持ちがわかる。
    何度も読み返したくなる本。

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