Fake (幻冬舎文庫 い 18-4)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1160
感想 : 112
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  • Amazon.co.jp ・本 (577ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344409804

感想・レビュー・書評

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  • 快哉!

     俺だって読んでて「こんな確実性のない計画、うまくいくわけがない」「昌史がいくらアホだといっても、あれだけ手酷く裏切られた相手をまた信用するわけがない」と思ったので(昌史についてはほんとに超絶アホだったらどうしようという不安は最後までありましたが(^_^;) )、敵を騙すにはまず味方からというか、最後はご覧の展開で非常に爽快でした。

    「ぼくのタイプじゃないんだよ。悪いけど」には爆笑しました。

  • 『探偵』『コンゲーム』好きな要素が入っていたので読んでみた
    けれど、トリックの粗さや中途半端はストーリーなど期待して読んだ分、爽快感よりガッカリ感の方が強いです。

    探偵は頭脳明晰、コンゲームはプロフェッショナルなメンバーで!
    これが私の好みなので、素人がヤクザにイカサマポーカーを仕掛ける時点で、テンション↓ 
    それを逆手にとって、お金は奪えたけれどヤクザを敵に回してその後どうするのでしょう

    残念ながら私の好みには合いませんでした。

  • ・9/1 読了.後半にかけては一気に読み切った.なかなか面白い展開だったけど、はらはらどきどきという感じではなかったな.どんでん返しがあるだろうと想像していただけに身構えてたのもあるのかも.ただ、こういうどんでん返しとは想像ができなかったけど.

  • 臨場感とスリルがある。長いけど、読める。他の小説も読みたい

  • コン・ゲームの面白さと、最後まで息をつかせない展開はささすが。登場人物の設定が意外な結末を引き出すコツですね。

    • ナベさんさん
      カンニング事件で地に落ちたおのれを矜持を回復するため、十億円のポーカー勝負に挑んでいく。(交渉人(五十嵐貴久)に対する関口苑生の解説より)
      カンニング事件で地に落ちたおのれを矜持を回復するため、十億円のポーカー勝負に挑んでいく。(交渉人(五十嵐貴久)に対する関口苑生の解説より)
      2012/07/16
  • おもしろいが話が長い。カンニングのトリックはありそうだが最後の部屋のトリックはさすがに無理があると思う。しかしだまされたぁ~。

  • あまり

  • フェイク【fake】
    1 にせもの。模造品。まやかし。
    2 アメリカンフットボールで、意図しているプレーや動作を相手に見破られないように行う
      トリックプレー。
    3 ジャズで、即興演奏すること。
    yahoo!の辞書に載ってた。
    ほんでこの本は、1と2(アメリカンフットボールじゃないけど)がかかってた。
    だまし合いの戦い。
    依頼者を大学に受からせる為、センター試験で完璧なカンニングを実行する。
    ただ、それは罠だった。
    全てを失った彼らは、復讐の為、10億円を賭けたポーカーの勝負に打って出る。
    入念なイカサマをかけた仕掛け人は、決して負けるはずがなかったが・・・。
    と、まぁ、お互いだましだまされの連続で、あっちゅう間に読めた本やった。
    大きな場面でも、小さい場面でも、Fakeがかかってるのが、めっさオモローやった。
    ちょっぴり恋愛にもかかってるねんけど、それは最後にホロッとくるんかと思ったら、意外とそうでもなかったのが残念やったわ。
    でも、話の流れもよかったけど、1つ1つの場面をもう一度読み返してみたら、全員、Fakeしてたのがすごかった!!

  • コン・ゲーム物として私的には中の下。主人公の宮本が、そんなに単細胞な人物設定でもないのに、リベンジでも相変わらず同じようなトリックで、敵を100%引っ掛けられると自信満々なのが、ちょっと不自然だったかな。でもまぁ、この手のお話は大好きなので、結構楽しめた。

  • コーンゲーム。最後は大どんでん返しなんだけど、えーっ!ずるっ!って感じだった。なんか置いてきぼり感満載。そんなオチにするならもっと伏線をはって、鮮やかに回収してほしかったけど、こういうジャンルの本は仕方ないのかな?読者を騙すのね。
    ツッコミ所満載だったけど、少しはハラハラを楽しめて良かった。

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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