- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344410039
感想・レビュー・書評
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東京タワーがあまりに有名なので、リリーさんの小説は私はこっちの方が好きなので勧めたい。ちなみにリリーさんの事務所は美青年ばっかだぜ!!二人で菓子折り持って弟子入り志願しようぜ!!(割と本気w)
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短編で読みやすい。
好みは結構分かれると思うのです。
自分はリリーさんの文章表現と痛みとエロさ、退廃した世界観に魅力を感じた。
他のも読んでみたいと思うのです。
リリーさんと多分相性が良い。 -
本当にボロボロな精神状態では読まない方がいいのかも?
言葉は暴力的に思考を支配してしまうんだなぁと思う。 -
2011,11,8
桐生に向かう有楽町線内にて
新富町駅 -
短編集。
読んでここまで感心した本はなかなか無い。
タイトル通り、心がボロボロになった人が、読むと前向きになれる。
こんな状況に比べたら、自分はまだましかも、しれないと。
とんでもないブラックユーモアで、
下ネタ満載ではあるけれど、
リリーフランキーは凄い感性だなと思う。 -
希望と絶望を両方与えられるような読後感だった。
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21歳の時、私は初めてふられた。でも気づけば、彼と一緒に過ごすようになっていた。だけどそれから1年と3ヶ月ほど経ち、23歳になった私は再び彼にふられた。
あの時私はボロボロだった。毎日がなんとなく過ぎていくだけだった。私がどんなに涙を流そうと、独り淋しく過ごそうと、夜は必ず明けて朝がやって来た。私の失恋なんかお構いなしに、世界は動いていた。
悲しくて淋しくて悔しくて、本屋をブラブラ歩いた。そんなとき、手にした本。それがこの本である。“私の為の本!”と思ったし、“この本で元気になれるかも”とまで思ってしまった。
だけど、読んでも元気にならなかったし、淋しさは心の中に残ったままだった。それでも何度も読んだ。
時間がたつにつれ、少しずつ暮らしが変わっていった。夜ご飯を作った。早めにお風呂に入り、テレビと電気を消して眠った。朝は早く起き、朝ご飯を作って食べた。いつも通りの生活が戻って来た。時間が解決してくれるという言葉が本当なんだなという事もこの時学んだ。 -
こういうタイトルの本は、その名のとおりボロボロのときに読んだらたぶんわたしの場合だめなタイプだとおもったのでお気楽なときに読んだ。しかし、読んでから、ボロボロになったときに読むべきだったな、と。リリーさんの本は自伝タイプのしか読んだことなかったから、小説スタイルははじめて。グログロな文章は苦手なので困った。映画やらのグログロは目を閉じてしまえばいいのだけど、本は読まなきゃ進めんし、とばすのも、なんかこう、ままらないわけで。ボロボロになったときにもう一度読みたい←結論
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1話目は割とよかったし、印象に残っています。でも、グロ・痛系が苦手な私には、他の話は無理でした…。
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リリーフフランキーの小説。悲惨な話が多いけど個人的には好き。